日本熊本で発生した強震により、一部地区で断水・停電が続き、生活物資が不足している状況を受け、高雄市政府と日本の北九州市が協力し、3日に132箱の飲料水および衛生用品などの救援物資を重災地である熊本県八代市へ送り届けました。これは台日間の都市が連携して、第三者の都市を支援する初めての事例となりました。

熊本県の八代市は今回の地震による重災地の一つであり、一部地域では断水・停電が続いており、生活物資が極めて不足していました。北九州市の武内和久市長が八代市の小野市長と連絡を取り、現地の支援要請を確認した後、直ちに高雄市政府に連絡しました。両市のチームは連日、越境での打ち合わせを行い、8月1日に高雄市の陳其邁市長と北九州市の武内和久市長がオンライン会議を開催し、迅速に協力体制で合意しました。

このオンライン会議において、北九州市が窓口となり、八代市および地元の社会福祉機関と連携してニーズを把握し、高雄市が提供する物資の現地調達と輸送を支援することが決定されました。数日の調整を経て、132箱の飲料水、ウェットティッシュ、タオルなどの生活必需品が3日に無事に八代市へ到着し、被災住民への即時支援となりました。

高雄市の陳其邁市長は、「高雄市と熊本県・市の間には長年にわたる深い友情があり、重大災害時には常に互いに支え合ってきた。今回の震災後、高雄市はただちに関心を示すとともに、北九州市と密接に連携し、台湾および高雄市民の善意を、被災地のニーズに合った具体的な行動に変えてきた」と述べました。

一方、北九州市の武内和久市長は、「震災直後から職員を被災地に派遣しており、高雄市民のあたたかな連帯に心より感謝する。高雄市の友好パートナーとして、その思いやりを被災地へ橋渡しする役割を果たせることは光栄であり、熊本が困難を乗り越える一助になればと思う」と語りました。

物資支援に加え、高雄市政府は熊本の復興支援として1500万円の寄付を決定しており、陳其邁市長自身も個人名義で50万円を寄付しています。また、高雄市の社会救助金専用口座には、台湾各地から約5000件の寄付がすでに寄せられています。高雄市政府は、高雄と熊本の関係は長期的な相互支援によって築かれてきたものだと強調しています。2014年の高雄気爆事故から2016年の熊本地震に至るまで、双方は常に第一報で支援を表明しており、近年では半導体産業、教育文化、人材育成などの分野でも協力を深めています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
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