台湾とアメリカは長年にわたり、表立たない軍事交流を行ってきました。これは「公然の秘密」であり、国防大臣の顧立雄氏でさえ、「台米の軍事交流は、外界の想像以上に多い」と述べています。

中国が近年、台湾に対する脅威を強め続ける中、これまで明かせなかったさまざまな台米間のやり取りが、次第に表舞台に登場するようになっています。実際に、アメリカ在台協会(AIT)は2026年7月28日、異例の措置としてフェイスブック上で、4000トン級の嘉義級巡防艦「台北艦(CG5005)」と、アメリカ海岸警備隊の「伝説級」巡視艦「ミジット号(USCGC Midgett, WMSL-757)」が並走する様子を掲載しました。

AITは投稿の中で、台風シーズンを迎えるにあたり、アメリカ海岸警備隊(US Coast Guard)と台湾海巡署が、捜索救難、熱帯低気圧への備え、災害救援、海洋資源の保全、違法漁業の取締、そして海上における麻薬密輸の阻止など、複数の海事目標において緊密に調整していると説明しています。アメリカ側は、海洋安全分野における台湾のパートナーシップに感謝を示しつつ、海事法執行の交流や国際協力など、グローバルな課題への実質的な貢献を今後も支援していく意向を表明しています。

しかし、なぜアメリカは突然、台湾海巡との海上交流の様子を公開したのでしょうか? 台湾海巡署とアメリカ海岸警備隊の協力関係は、いったいどの程度まで進んでいるのでしょうか? 今回のアメリカによる台米交流の積極的な公表には、どのような意図が込められているのでしょうか?

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:提携
  • 関連組織:アメリカ在台協会(AIT)
  • 製品・サービス:海上警備サービス / 海洋資源保護プログラム