《美麗島電子報》は、最新の7月国政民調を発表し、中聯の発癌性油問題についても調査を行った。中央政府の対応に対する評価では、26.6%が満足、59.5%が不満、13.9%が明確な回答を示さなかった。この結果について、メディア人・黄揚明氏は、中立有権者が中央政府の対応に極めて不満を抱いていると指摘。しかし、その火の手は卓榮泰にまで及んでいるが、賴清德には及んでいないと述べた。
民調によると、總統・賴清德の支持率は44.7%で、前月比0.8ポイント上昇。不満は47.4%で0.1ポイント低下、明確な回答がなかったのは7.9%。一方、行政院長・卓榮泰の支持率は40.2%で0.6ポイント低下、不満は45.1%と5.1ポイント上昇、明確な回答がなかったのは14.7%となった。
卓榮泰の不満度が急上昇した理由は? 黄揚明「彼が前に立って叩かれる立場だから」
黄揚明氏は、番組『大新聞大爆卦』で、今回の民調の鍵は「卓榮泰の不満度が5ポイント上昇した」ことだと強調した。彼は過去の美麗島民調では、支持率が不満率を小幅に上回るか、時には賴清德を上回るほど好調だったが、今回は逆転した。その理由は、油問題で彼がより前面に立っていたためだと分析した。
黄氏は、「問題油は行政院の責任」という認識が広がっており、卓榮泰が未だに謝罪しておらず、関係官僚も辞任していないため、行政チームへの不満が彼に集中していると指摘。一方、賴清德は「責任追及すべきだ」といった安全な発言で距離を置き、巧みに火の手を避けていると評した。
さらに、福壽董事長・洪堯昆が賴清德と同席していた件について、黄氏は「野党も真剣に追及していない。洪氏は藍軍とも関係が深いため、緑営も反撃できる」と指摘。朝野が責任をなすり合う中で、賴清德は崩れにくく、綠營は「これは盧秀燕(台中市長)が引き起こした」と責任転嫁していると述べた。これにより、卓榮泰だけが「腰を伸ばして叩かれる」立場に置かれていると分析した。
民進黨政権の亀裂か? 黄揚明「中立有権者の不満が極めて深刻」
黄氏は、民調から卓榮泰の責任が明確に浮き彫りになったと指摘。また、「中央政府の対応に満足か」との設問では、民進黨支持者の中でも54%が満足、35%が不満と回答。支持層の間でも絶対的な擁護が得られていないことが「第一の亀裂」とした。
さらに、中立有権者の間では、中央政府の対応に満足と答えたのは16%にとどまり、不満は60%に達した。これは全体平均の59.5%を上回る水準であり、「これが民進黨にとっての真の脅威」と強調した。この民調は2026年7月28日から30日にかけて実施されたため、それ以前の時点で中立層の不満が深刻化していたことがわかる。ただ、現時点では責任追及の対象が卓榮泰に集中しており、賴清德には火の手が及んでいないと述べた。
本調査は《美麗島電子報》が国立台湾大学社会科学院长・張佑宗氏に依頼して質問設計と分析を行い、趨勢民意調查公司が電話調査を実施。全国22県市を対象に、20歳以上の有権者1,200人(固定電話840人、携帯電話360人)に調査。信頼水準95%における最大誤差は±2.83%。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:調査