長年、樹林高中の教職員や生徒たちを見守ってきた校園犬「ASUS」は、最近、左目に異常な赤みと腫れ、そして第三眼瞼の脱出が見つかりました。学校側は直ちに新北市政府動物保護防疫處の中和動物之家へ搬送し、獣医師チームによる詳細な診察を実施しました。その結果、単なる炎症ではなく、眼内部の深層にある腫瘍によって押し出されていたことが判明。専門の眼科獣医師である張佑安氏が詳しい検査を行い、犬の第三眼瞼にできる腫瘍は悪性化しやすいことから、早期の治療が不可欠と判断されました。

治療方針について十分な協議の末、ASUSの生活の質を向上させるためにも、左眼の摘出手術を行うことが決定されました。手術は無事に完了し、摘出された組織は国立台湾大学獣医専門学院へ送られ、病理検査が行われました。その結果、「第三眼瞼軟部組織肉腫(Soft Tissue Sarcoma)」と診断され、局所的に侵襲性の強い悪性腫瘍であることが確認されました。転移の可能性は比較的低いものの、局所での再発リスクがあるため、今後も定期的な経過観察が必要です。

片目を失ったASUSですが、驚異的な適応力を発揮しています。術後の食欲や精神状態は良好で、ケアスタッフとのふれあいも以前と変わらず元気に行っています。中和動物之家の獣医師・黄繼霆氏は、「犬は片目でも非常にうまく適応できます。適切なケアと愛情があれば、十分に質の高い生活が送れます」と話しています。

新北市動保處は、「動物も人間と同じように、がんなどの深刻な疾患に見舞われることがあります。早期発見・早期治療こそが、大切な家族の一員を守る鍵です」と述べています。樹林高中の継続的な献身的なケアに感謝するとともに、医療チームの協力に謝意を表しました。今後もASUSがその温かい存在感で、多くの学生たちに癒しと貴重な思い出を届け続けてくれることを願っています。

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  • 出典:PR Times
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