台中市内の1つの中学校で5日に、教師が生徒に攻撃されるという事件が発生した。新しく中学1年生になった男子生徒が、女性教師から授業中のルール遵守を注意されたことに不満を持ち、掃除用具の掃把を折って教師を攻撃した。その際、教師の眼鏡を払いのけ、再度振り下ろして顔面を強く打ち、右目の虹膜断裂、水晶体の脱臼、顔面骨折、網膜損傷などの重傷を負わせた。将来的には失明する可能性もあるという。
この生徒がなぜ激しい怒りを見せたのか。事件当時、女性教師は科学クラブの授業中に、立ち歩く生徒に席に戻るよう注意した。生徒は一度は従ったが、すぐにまた立ち上がったため、教師が再度制止しようとした瞬間、突然感情をコントロールできなくなり、掃把を折って眼鏡を弾き飛ばし、教室から怒り狂って飛び出していった。
しかし、他の生徒たちの安全を案じた女性教師は、眼鏡を失ったことで視界が極端に悪くなっていたにもかかわらず、彼を止めようと近づいた。その直後、生徒に右顔を強く殴られ、右目に深刻な損傷を受けた。
この教師の視力は守られるのか。同校の学務主任によると、医師の診断で、右目の虹膜が断裂して光を感じにくくなり、水晶体がずれて網膜にも損傷があり、失明の危険性があるという。また、顔面骨にも骨折が確認された。すでに手術は行われているが、傷口が腫れているため、腫れが引いてからでないと視力への影響を正確に判断できないという。
校方としては、女性教師が告訴を検討していることを明らかにしている。台中市教育局は、当事者の教師と生徒に対して個別にカウンセリングなどの支援を提供するとともに、事件の経緯を調査すると発表した。加害生徒は現在、一時的に登校停止となっており、事件直後に学校は校内安全通報システムを起動。今後は校内でのグループカウンセリングも実施する予定だ。
学務主任はさらに、この男子生徒が小学校卒業前に、特別支援に関わる「移行会議」が開かれていたと説明した。その際、生徒には重度の情緒障害や怒りやすさがあることは把握していたが、その深刻さまでは理解していなかったという。事件当日、生徒の母親が学校に来て子どもを引き取りながら、この生徒は小学校時代に他の子どもに暴力を振るったことがあり、被害者の保護者が転校を要求したため、別の小学校に転校したと明かした。
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- 出典:PR Times
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