今年夏季、全球の株式市場は激しい変動を見せていたが、台股は8月初めもなお上昇基調を維持している。8月6日、台湾加権指数は朝高で始まったが、終値は214.90ポイント(-0.48%)安の44,396.70ポイントで取引を終えた。これは「値下がり・出来高減少」というパターンであり、調整局面にあるようにも見える。しかし、「三大法人」(外資、国内ファンド、自営業者)の合計は45.62億元の買い越しを記録した。

財経専門家である黄世聰(こう・せいそう)氏は、テレビ番組『宝傑点兵』に出演し、台股を支えているのは「内資」だと分析した。黄氏によれば、8月6日の取引終盤にかけて、中・小型株を中心に買いが入り、指数の下落を抑制した。その結果、台股はたった0.48%の下落にとどまった。

一方、韓国市場は4%もの大幅下落、日本市場も0.93%下落する中、台股の粘り強さが際立っている。黄氏は、「現時点で台股は季線(20日移動平均線)を維持しており、これがサポートラインとして機能している」と指摘。ただし、「グローバル市場の連携が得られないため、一気に上昇するには至っていない」と説明した。

さらに黄氏は、台股の強さを裏付けるデータとして、「48銘柄ある『千金株』(株価1,000元超)のうち、実に38銘柄が上昇した」と述べた。特に、聯亞、群聯、富世達、聯友金属-創、宜鼎、萬潤、高力、雙鴻などがストップ高で取引を終えた。また、川湖は「万金股」(株価10,000元超)に到達し、市場の注目を集めた。

これは「大口投資家の資金が再び台湾市場に回帰している」証拠だと黄氏は強調。彼は、「外資はやや消極的で、積極的な買いをためらっているが、内資、特に大規模な資金はすでに積極的に買いを入れている」と語った。

黄氏はさらに、世界的な不安の中でも台湾の個別銘柄が強いパフォーマンスを見せている点に言及した。例えば、日本のキオクシア(Kioxia)の株価が10%下落した一方で、台湾のメモリーメーカーである旺宏や群聯はストップ高となった。また、日東紡や揖斐電が下落する中、台湾の聯茂はストップ高、台耀や台光電も上昇した。

この現象について、黄氏は「グローバル市場の影響で外資は売りを出しているが、台湾の内資や地元の機関投資家がしっかり支えている」と分析。つまり、「外資の売りを内資が吸収し、市場を安定させている」という構図だ。

黄氏は今後の見通しについて、「台股が季線を維持し続ければ、いずれグローバル市場の支援も得られ、再び上昇랠リーが起きるだろう」と予測した。彼は、「現時点では待機の姿勢が重要。内資の力で底堅く支えながら、次の上昇局面を待つべきだ」と述べた。

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  • 出典:PR Times
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