台湾の一般市民が最近、一部のアフリカ諸国への渡航でビザや入国に関する障害に直面している。外務省は7月に、モロッコが予告なく台湾人へのビザ申請受付を停止したことを確認した。これに対し、台湾は7月30日、対等な反制措置として、モロッコ人に対する台湾へのビザ申請受付を一時停止すると発表した。また、ウガンダでも8月に複数の台湾人がパスポートを没収されたり、入国を拒否されてそのままの便で送還されたりする事例が報告されており、外務省は8日(昨日)、ウガンダへの渡航についてリスクを慎重に評価するよう呼びかけた。

モロッコ:突然のビザ停止と台湾の対抗措置

外務省によると、モロッコ駐日大使館は7月23日、台湾の旅行業者に対し、モロッコへの「ビザ確認書(VCL)」の申請受付を一時停止すると通知した。調査の結果、モロッコ政府が全世界の在外公館に対し、台湾人に関する申請の受付を停止するよう指示したことが判明した。

- **入国移行措置**:7月20日以前にすでにモロッコのビザ確認書を取得した台湾人は、有効期間内であれば引き続き入国可能。 - **台湾の反制措置**:台湾人が電子ビザを申請できない状況は、両国のビジネスや観光交流に深刻な影響を及ぼしている。このため、相互主義の原則に基づき、外務省は7月30日からモロッコ人に対する台湾へのビザ申請受付を一時停止(特別案件を除く)。 - **今後の対応**:外務省はモロッコ政府に対し、早期に民間交流を正常化するよう呼びかけ、モロッコ側の動向を注視しながら、ビザ政策を随時見直していくとしている。

ウガンダ:パスポート没収・入国拒否の事例相次ぐ

中央社の報道によると、モロッコに加えて、アフリカのウガンダでも台湾人が入国時にパスポートを没収されたり、送還されたりする事例が相次いでいる。報道によれば、8月初旬、1人の台湾人が観光目的でウガンダに入国しようとしたが、移民局職員に拒否され、そのままの便で送還された。また、別の合法的な就労許可を持つ台湾人も到着後にパスポートを当局に没収され、まだ返却されていないという。

外務省は8月8日に、これらの事例は台湾政府がエボラ熱の感染拡大に対応するため、6月2日からウガンダ人に対するビザ発給を一時停止し、同国からの入国も制限したことに起因している可能性があると説明した。

兼ねてウガンダを管轄する在ソマリランド代表処は、直ちに現地の台湾商人会と連携して支援を提供し、ウガンダ政府との交渉を継続している。

緊急時の連絡先

ウガンダで緊急事態や困難に遭遇した場合は、以下の電話番号で即時支援を求めることができる。

- 在ソマリランド代表処 緊急支援電話:+252-636-292-616 - 外務部 海外邦人緊急サービス専用ダイヤル:+886-800-085-095

モロッコとウガンダの最新ビザ・入国状況一覧表

| 国 | 外交上の争点の発端 | 台湾政府の対応・反制措置 | 国民の渡航時の注意事項 | |----|------------------|----------------------|------------------| | モロッコ | 7月23日、全世界の在外公館が台湾人への「ビザ確認書」申請受付を停止 | 7月30日からモロッコ人に対する台湾へのビザ申請受付を停止(特別案件を除く) | 7月20日以前にビザ確認書を取得した人は、有効期間内であれば入国可能 | | ウガンダ | 8月初旬、台湾人がパスポート没収・入国拒否・原機送還の事例が発生 | 在ソマリランド代表処が現地当局と交渉中。台湾人への支援を継続 | 渡航リスクを慎重に評価し、緊急連絡先を確実に記録すること |

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
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