今年末の高雄市長選挙まであと110日。『鉅聞天下ニュース網』が10日に発表した最新の市長選挙世論調査によると、民進党候補の頼瑞隆は47.78%の支持を得ており、国民党候補の柯志恩は46.14%の支持率で、両者の差はわずか1.64ポイントである。
これについて、YouTubeチャンネルを持つ医師の沈政男氏は動画で、「柯志恩が頼瑞隆を破り、2026年の高雄市長選を制すれば、大統領・頼清徳の2028年再選は極めて困難になり、ひょっとすると不可能になるかもしれない」と述べた。
### 柯志恩を最も支持する層は?
沈政男氏は、『鉅聞天下』の調査データを分析し、若い世代では頼瑞隆がややリードしている一方、中高年層では柯志恩が優勢だと指摘した。このため、全体としては誤差範囲内の接戦であり、現時点での支持率はほぼ拮抗していると評価した。
また、同調査における頼清徳政権への満足度についても言及。高雄市内での満足度は48%であり、『美麗島電子報』が7月に発表した高屏地区の数値とも一致しており、『鉅聞天下』のサンプリング精度は高いと評価した。
さらに、政党支持率については、民進党が41%、国民党が25%と、一般的な印象と概ね合致しているとした。
### 柯志恩の最大の強みとは?
沈氏は、特に「中間層有権者」の支持率に注目。柯志恩は中間層から59%の支持を得ているのに対し、頼瑞隆は24%にとどまっており、35ポイントもの差があると指摘した。これは柯志恩にとって最大のアドバンテージであり、選挙結果を左右する鍵になると分析した。
沈氏は続ける。「もし政党支持のブロック間に大きな差がなければ、柯志恩が勝つ可能性が高い。仮に民進党が国民党に対して15ポイント以上リードしていても、国民党と台湾民众党の支持を合わせれば、両候補は互角の戦いになるだろう」。
### 民調の信頼性は?沈政男「2022年は完全に的中」
沈政男氏は、『鉅聞天下』の信頼性について、過去の実績を挙げて説明した。2022年の高雄市長選挙では、同調査機関は投票約1か月前の10月15日に、陳其邁が53%、柯志恩が36%と予測。実際の開票結果は陳其邁が53.9%、柯志恩が36.0%で、得票差は17.9ポイントとなり、ほぼ正確に的中した。
「この精度を考えれば、2026年の今回の調査も信頼できる。頼瑞隆や民進党は、そろそろ危機感を持つべきではないか」と沈氏は問いかけた。
### 関連ニュース:台中でも逆転の可能性?
そのほか、風傳媒の独自情報として以下の報道も紹介された。
- 台中市で逆転の可能性?江啓臣の最新民調が公開され、学者は「盧秀燕だけに頼らず完勝が必要」と警鐘を鳴らす。 - 艾普羅民調:盧秀燕に続く次期候補として江啓臣が38.2%の支持で先行。何欣純は1選挙区のみで優位。 - 美麗島民調:中聯致癌油事件で内閣支持率が急落。卓榮泰氏の満足度が下落する中、頼清徳氏は影響を免れているとの分析も。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
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