大統領の頼清徳氏が提唱する「台湾の盾」の多層的防空網の一環として、漢光42号演習では大台北地区で多くの空軍防空部隊がミサイル車両を戦術的位置に機動させている。本日(11日)、天弓三型ミサイルシステムが再び大台北地区の河川敷公園に展開し、レーダーにはロシア・ウクライナ戦争の経験を踏まえた無人機防護網が設置された。これは、敵がレーダーを直接攻撃してシステム全体を無力化するのを防ぐための措置である。

天弓三型ミサイル車両が大台北地区の河川敷公園に展開。(張曜麟撮影)

漢光42号演習の2日目には、愛国者ミサイルや天弓ミサイルが大台北地区の戦術的位置、大佳河川敷公園などを含む場所に展開したが、翌日には陣地を移動した。しかし、現在の漢光演習は逐次抵抗段階に入り、『風伝媒』が再び大台北地区で天弓三型ミサイルシステムが河川敷公園に展開しているのを確認した。8両のミサイル車両が展開されている。

「台湾の盾」の概念を実現するため、空軍防空部隊は戦術的に、大台北を政治経済の中枢とし、ミサイル車両を各地に展開。ミサイルはあらゆる方向を向いており、政経中枢が敵のミサイルで直接破壊されるのを防ぐための広範な防空火網を形成している。

天弓三型のフェーズドアレイレーダーに無人機防護網が装着された。(張曜麟撮影)

「台湾の盾」は、射高70kmの強弓ミサイルが高空迎撃の第一線を担い、次に射高45~60kmの愛国者三型ER、そして射高45kmの天弓三型ミサイルが敵の高価値航空機を迎撃する。中低空域は、射高約24kmの愛国者三型、射高15kmの陸上発射型捷龍二型、射高約4kmのスティンガーが担当し、巡航ミサイル、航空機、ヘリコプター、無人機を段階的に迎撃する。

特筆すべきは、本日の大台北地区の天弓ミサイル陣地で初めて公開された野戦移動式キッチン。また、天弓三型のフェーズドアレイレーダーやミサイル発射架の制御箱にも無人機防護網が取り付けられている。これは、ロシア・ウクライナ戦争で敵がレーダーを直接攻撃し、ミサイルシステムを無力化する事例を踏まえた対策であり、今回の漢光演習でその有効性が検証されている。

野戦移動式キッチン。(張曜麟撮影)

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