中国海南省の文昌宇宙発射場は、昨日(10日)午後8時02分に重大な発射事故を経験しました。中国は長征7号改ロケットを使用して「中星4B」衛星を宇宙へ打ち上げようとしていましたが、ロケットの飛行中に異常が発生し、発射任務は失敗に終わりました。衛星は予定された軌道に投入されず、現在、関係当局が事故の原因を調査しています。

発射から85秒後に異常発生!1段目と2段目の分離前に空中分解し、巨大な火球に

現場で撮影された映像によると、ロケットは点火後約85秒で、1段目と2段目の分離前に重大な異常を起こしました。その後、空中で構造が崩壊し、巨大な火の玉となって爆発。発射ミッションは完全に失敗しました。「中星4B」衛星は軌道投入に至らず、損失が確定しています。事故による具体的な財政的・設備的損害については、今後の調査で明らかになる予定です。

前回失敗から6年ぶり!2026年4度目の宇宙事故、原因を調査中

長征7号改は、これまで複数回の高軌道打上げに成功しており、10回以上の連続成功記録を持つ信頼性の高いロケットでした。今回の失敗は、2020年3月の初飛行失敗以来、約6年ぶりの挫折です。海外メディアの分析では、ロケットが飛行中の最大動圧点(max Q)付近で爆発した可能性が指摘されています。これは2026年に入ってから中国が経験した4度目の宇宙打上げ失敗となり、新華社は原因の特定に向けた詳細な分析と検証を進めていると報じています。

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