多くの人々は、SUVがセダンよりも広い座席と荷室空間を持つため、家族向けの購入選択肢として適していると考えている。しかし最近、あるネットユーザーが2026年第一四半期の台湾自動車販売ランキングを指摘し、上位10車種のうちセダンが1台しかランクインしていないことに疑問を呈した。この投稿が議論を呼び、SUV人気の背景と、それでもなおセダンを好む理由が注目されている。

2026年第一四半期 台湾自動車販売ランキングTOP10

1位:トヨタ・カローラ・クロス 2位:トヨタ・RAV4 3位:テスラ・モデルY 4位:フォード・テリトリー 5位:レクサス・NX 6位:トヨタ・ヤリスクロス 7位:ホンダ・HR-V 8位:ホンダ・CR-V 9位:トヨタ・カローラ・アルティス 10位:レクサス・RX

セダンは燃費がよく操縦性も良いのに、なぜ多くの台湾人がSUVを好むのか?

あるユーザーがThreads上で投稿し、2026年第一四半期の台湾販売ランキングで、トップ10にランクインしたセダンはトヨタ・カローラ・アルティスのみであり、しかも9位と後ろの方に位置していることに驚きを示した。それ以前の順位はすべてSUVや商用車であり、トヨタ自身の人気モデルももはやアルティスではなく、SUVのカローラ・クロスであるという現状が浮き彫りになった。

この投稿者は、自分がセダン(サリーン)を購入したいと言ったときに、周囲の人が「なぜSUVにしないのか」と尋ねることが多いと指摘。多くの人々は、セダンの座席位置が低く、後部座席の頭上空間が狭く、ベビーカーも積めないと考えている。中には「家族のことを考えていない」とまで言われることもあるという。一方で、セダン派のドライバーは、重心が低く、風の抵抗が少なく、乗り降りに階段を登る必要がない点を利点として挙げている。

この投稿は大きな反響を呼び、多くの車両所有者が意見を寄せた。家族に高齢者や幼児がいるため、視界の良さと広い荷室が必要だとする声が多数。「SUVに慣れてしまうと、セダンに乗りたくなくなる。降車時に『登る』ような感覚になるし、快適性もそこまで優れているわけではない」との意見も。

「60代の男性が言っていたが、SUVは膝への負担が少なく、視界も良い。高齢化社会では当然の選択だ」との指摘も。また、「膝への負担が少ないのは大きなメリット」「旅行車は地上高が低く積載性も高いが、台湾ではあまり理解されていない」「高齢者の乗降が楽なので、もともとセダンから旅行車に乗り換える予定だったが、SUVを選んだ。2台目はもっと遊び心のある車にしたい」といった声も寄せられた。

一方で、セダン支持者からは「セダンは運転しやすく、低い座席位置の方が安心感がある」「高齢者のことを考えなければ、最後までセダンを乗り続けたい」「セダンのトランクが小さいとは限らない。高速走行時の風抵抗が小さく、安定している」「セダンや旅行車でもチャイルドシートやベビーカーを積めて、家族も乗せられる。空間面でSUVに劣らない」「私はアルティスに乗っているが、一人で使うのに大きな車は不要。駐車も楽だ」「SUVの揺れが好きではない」「セダンは乗り心地が良く、安定している。確かにSUVは視界が良いが、今や街中にSUVが多いので、結局視界は遮られる」「もともとセダンに乗っていたが、高齢者のためにSUVに乗り換えた。しかし走行フィールはセダンとは比べ物にならない。カーブで不安になるし、何年経っても慣れなかった。次はまたセダンに戻す」といった意見も多数見られた。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:調査
  • 関連組織:Toyota / Tesla / Ford
  • 製品・サービス:SUV / セダン