12日、台湾株価指数(台股)は397.35ポイント上昇し、45,518.07ポイントで取引を終えた。出来高は新台湾ドル8,587.32億元に達した。外資・陸資、信託、自営業者の三大機関投資家が同時に買い越し、合計で225.22億元の買い越しとなった。

これについて、元政府系ファンドの運用責任者である黄豊凱氏は、12日に放送された番組『財経一路發』に出演し、「現在の相場は四半期線を回復したものの、ベテラン投資家は積極的に買い進んでいない」と指摘した。

黄豊凱氏は、「大盤(台湾加権指数)と店頭市場(櫃買)の月足チャートはいずれも上向きの反転(勾起來)を示しておらず、技術的には『湾』の形が形成されて初めて実質的なサポートになる。現時点での上昇は下支えのない『虚の上昇』であり、最も勢いのあるAI関連銘柄が全面的に上昇していない。むしろ資金は自転車や上銀などの非AIセクターに分散している」と分析した。

また、「頸線を一度でも割り込むと、上昇トレンドの構造が崩壊する」と警告。主力は「財務報告の数字が確実な銘柄」に限って短期取引をしており、個人投資家は前回の信用取引の追証(融資断頭)の波で大きく洗い出されたため、大盤は今後再び下落し、「第2の足」を打つと予測した。

そのうえで、「上昇局面でも無闇に追高すべきではなく、取引には極めて慎重になるべきだ」と強調。大盤がちょうど頸線を越えたばかりであり、これを割り込めば上昇構造が崩れるとし、「保有株式の上限は5割に抑えるべき」と提言した。

黄豊凱氏は、外資が力積電などの銘柄を買い越した背景には、シリコンコンデンサーや愛普のIP関連のトレンドがあると指摘。外資の売買動向は「参考程度に見るべき」であり、むしろ政府による『処分売買』の影響を受けた「委屈銘柄」に注目すべきだとした。たとえば、業績は堅調で数字も良好だが、2回目の処分売買にまでかけられ、ようやく解除された禾伸堂のような銘柄だ。同社の株価は大盤に比べて明らかに遅れている。

今後の投資では、「逆指標」を意識し、週足ベースで大局を監視すべきだとした。週足の大量高値を突破しても、現物株が強くても「即座にヘルメットをかぶってリスク回避すべき」であり、「決して裸のまま嵐を迎えるべきではない」と警告した。

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