台湾の総統で民進党主席の頼清徳氏は12日、メディアの報道として、中国が北戴河会議で対台工作に関する複数の指令を出したと述べた。これには、台湾の国防予算の通過に反対すること、対台実質統治を強化すること、台湾内部の『第五縦隊』を拡大すること、そして台湾の勢力に年末選挙でいわゆる『中国愛国勢力』を支持するよう要求することが含まれているという。

この発言を受け、野党側から情報の信頼性について疑問が呈された。13日の陸委会定例記者会見では、『中国時報』の記者が「政府高官がこれほど具体的な主張をする以上、発言者に伺いますが、今年、国安単位と陸委会は特工を中国共産党政治局常務委員のベッドの下に隠して盗聴したのでしょうか?」と皮肉を込めて質問した。

これに対し、梁文傑副主委は「当時の陸委会が行った報道発表は非常にシンプルで、特定の会議やその内容について言及したものではない」と回答。さらに「総統は当然、各機関から提出された多くの資料を受け取っている」と述べ、陸委会には「中国が台湾の選挙に介入しようとしている」という不争の事実を社会に継続的に知らせる義務があると強調した。

一方、Facebookのファンページ『触極者』は、陸委会が2019年に発行した資料を引用。当時、『中共の夏期休暇による北戴河での会議はもはや存在しない』というタイトルの記事があり、胡錦濤時代に北戴河会議および集団的執務制度が廃止され、北戴河の夏期休暇は幹部の休養・リゾート機能に戻ったと指摘している。

『触極者』は、陸委会は過去に北戴河で「会議は行われていない」と明言していたにもかかわらず、頼清徳氏が今になって北戴河での選挙干渉指令を主張しているとし、「どちらの発言が正しいのか? どちらかが虚偽情報を流しているはずだ。誰が責任を問われるのか? 調整しないのか?」と疑義を呈した。別のファンページ『政知局』も、「梁文傑氏はAの質問にBで答えている。どうやら民進党の高層部の間でまだ話がついていないようだ」と批判した。

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  • 出典:PR Times
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