中国当局は2026年6月12日から、中国本土の投資家を対象に、すべての金融商品の買付(新規注文)および資金の入金サービスを一時停止すると発表した。投資家は売却(決済)と出金に限り許可される。この規制は、富途牛牛、老虎、長橋の3大ネット証券に対して特に厳格に適用される。専門家は、これは中国政府が熱錢(短期投機資金)の海外流出を防ぐための新たな措置だと分析している。

とりわけ注目されているのは、市場シェア最大のネット証券「富途牛牛」である。富途牛牛は、騰訊の元社員である李華氏が2007年に立ち上げ、2012年に香港で正式に富途証券を設立。2019年にナスダックに上場した。中国の大手ネット企業である騰訊(Tencent)が重要な戦略的投資家となっている。

(図表出典:ウォール・ストリート・ジャーナル)

富途は近年、急速に成長しており、グローバルユーザー数は3,000万人を超える。2024年第一四半期には、取引高が約5,300億ドルと過去最高を記録した。同社の顧客の多くは、米国株と香港株への投資を主としており、現在、約17%の顧客が中国本土のアカウントを持っている。これらのユーザーは、同社の収益の5分の1を占めている。

この記事では、李華氏と富途の影響力について詳しく紹介している。VVIP会員は、完全版のレポートをアンロック可能。グローバルな政治経済情勢や投資市場について、一緒に語り合おう。『熱議!ウォール・ストリート』LINEコミュニティに参加し、各界のエリートと深く交流しよう(パスワード:WSJWSJ)

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