退職資金を0050と0056のどちらに投資すべきか――これは無数の台湾の株主たちが繰り返し議論してきた古典的なテーマです。有名な理財作家である施昇輝氏は、長年にわたりある実験を行っています。AさんとBさんという2人の人物がそれぞれ1000万元の元本を持ち、それぞれを元大台湾50(0050)と元大高股息(0056)に全額投入した場合の、異なる投資戦略が退職資産に与える長期的な影響を観察しているのです。施昇輝氏は10日に最新の第7回目の実験集計結果を公表しました。データによると、両者の総資産の差はすでに466万元以上に拡大しており、再び多くのネットユーザーの議論を巻き起こしています。
この実験の観察の中心は、「売却して現金を得る」ことと「配当金で生活する」ことの、実際の運用における優劣と資産変化の比較にあります。最新で公表された集計結果では、最新の配当金入金後の2人の仮想参加者の資産状況が詳細に明らかにされています。
売却と純粋な配当受取ではどれほど差が出るか? 第7回実験の数字を完全公開
施昇輝氏が公表した第7回実験データによると、0050に投資したAさんは、今回の決算時に生活費を賄うために2469株を売却する必要がありました。売却後の保有株数は181909株に減少しています。10日の終値104.25元で計算すると、Aさんが現在保有する総資産価値は依然として1896万3980元に達しています。これは、生活費を得るために株式を売却する必要があったとしても、全体の資産は初期の1000万元の元本からほぼ9割も成長していることを意味しています。
一方、0056に投資したBさんは、今回まったく株式を1枚も売却する必要がなく、保有株数は272628株のまま維持されています。10日の終値52.45元で計算すると、Bさんの現在の総資産価値は1429万9339元となっています。両者の最終成績を比較すると、Aさんの0050の総資産は、Bさんの0056よりも約466万4641元高く、長期的には時価総額型ETFが総リターン率と資産成長速度において依然として明確な優位性を持っていることが示されています。
この四半期、どちらの資産がより速く伸びたか? 単四半期の成長額を前四半期と比較
長期的な総資産の観点からは0050が大きくリードしていますが、前四半期と今四半期の間の資産変化量だけに注目すると、0056は非常に強い追い上げを見せています。Aさんの前四半期の総資産価値は1770万9502元でしたが、今四半期は1896万3980元に増加しており、単四半期で資産が125万4478元純増しています。
一方、0056に投資したBさんは、前四半期の総資産価値が1230万9154元だったのに対し、今四半期は一気に1429万9339元に達し、単四半期で資産が199万185元大幅に増加しています。Bさんは今四半期の資産増加額と成長率の両方でAさんを上回っていますが、これまでに蓄積された総ベースラインの差があるため、最終的な総資産価値では依然としてAさんの0050が確実に勝っています。
株主たちは一体どちらを選べばよいのか? ネットユーザーが熱く議論「心が晴れる」ことが退職の鍵
この実験結果が公表されると、すぐにネット上で2つの支持派の間で熱い交流が生まれました。あるネットユーザーは心理学的な観点から分析し、「0050を保有すると利益が大きくなるほど売却するのが惜しくなり、できるだけ節約して暮らそうとする。売却すればとても痛いからだ。0056に切り替えれば、株式はそのまま保有でき、配当金が入ってくるのが宝くじに当たったように感じられ、使うのも安心で楽しい。だからどちらが儲かるかではなく、どちらを選ぶことで自分がより幸せになれるかで選ぶべきだ」と述べました。これは多くの退職世代が資産の最大化だけでなく、株式枚数を減らさないことで得られる安心感を重視していることを示しています。
同時に、多くの知識豊富なネットユーザーが両者の長所を兼ね備えた折衷案を提案しています。「毎月の生活費から労保・労退を差し引いた残りの不足分を0056の配当金で補い、その他の資金は0050に投資する」というものです。高配当ETFで安定したキャッシュフローを確保して基本的な生活費を賄い、余剰資金は時価総額型ETFで長期的な資本利得を目指す戦略は、0050と0056の選択肢に直面した多くの投資家にとって最適解となっています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:調査