当鑼鼓が鳴り響くとき、一つの視線、一つの宙返りが、翻訳を必要とせず、異なる文化の人々の心をつなぐ。2026年「劇芸無限」出発前公演が8月20日、国立台湾戏曲学院木柵校区内の表芸館で開催される。台湾の若手演者たちはドイツ巡演を前に、京劇、二胡、扯鈴、民俗芸能を通じて台湾の観客と交流し、国境を越える芸術の旅路の幕開けを告げる。

鑼鼓の音が鳴り響くと、文化は翼を得る。若手演者たちは台湾ならではの身のこなしを携えて遠くドイツへ旅立つ。「劇芸無限」のドイツ語名はKunst ohne Grenzen。ドイツの公益団体Knoten der Kultur、凌華教育基金會、致茂文教基金會、国立台湾戏曲学院が共同で企画する国際文化交流プロジェクトであり、伝統芸能を核とした芸術交流を目的としている。

本プロジェクトは京劇、二胡、扯鈴、民俗芸能を統合し、台湾の若者たちが多様な舞台言語で国際観客と対話できる場を提供する。(図/凌華教育基金會提供)

チームは台湾の若手演者を率いてドイツ各地で公演を行い、現地の学校でワークショップを開催する。華やかな衣装や高難度の技だけでなく、台湾の戏曲や民俗芸能の背後にある文化的背景を、観客に理解してもらうことを目指している。舞台から直接の体験学習まで、芸術を通じて台湾とドイツの文化の橋渡しを実現する。(図/凌華教育基金會提供)

八つのプログラムが伝統と現代を凝縮 出発前に木柵で拍手を刻む

出発前公演には八つのプログラムが用意されている。京劇『楊門女將・探谷』、二胡演奏『望春風』と『賽馬』、扯鈴、京劇『三岔口』、民俗芸能『島嶼幻景』、京劇『天女散花』、二胡演奏『葡萄熟了』、そして京劇『鍾馗嫁妹』である。

楊門女將の家族と国家への情熱から、『三岔口』における暗闇の中の格闘を身のこなしで表現する演技。『天女散花』の優雅で軽やかな舞いから、『鍾馗嫁妹』における陰陽の送り婚の神秘的な雰囲気まで。伝統的な唱・念・作・打、音楽、民俗特技が一つの舞台に凝縮され、台湾の若手演者の多分野にわたる学びの成果が示される。

海外公演では多くの観客を動員し、台湾の若手パフォーマーたちが国際舞台で文化交流の貴重な足跡を残している。(図/凌華教育基金會提供)

巡演は国際的舞台に立つだけではなく、文化を「見る」から「理解する」へと深める

凌華教育基金會は、出発前公演は単なる成果発表ではなく、若手演者たちが故郷の観客からの拍手を胸にドイツへ旅立つための重要な儀式だと強調している。台湾で親しまれている鑼鼓の音、胡弓の調べ、そして伝統的な身のこなしがドイツの舞台で響くとき、台湾の文化は若者たちの身体と感情を通じて、翻訳の必要のない共通言語となる。

公演は8月20日(木)午後2時から4時まで開催され、中間休憩は30分。会場は国立台湾戏曲学院木柵校区内の表芸館(台北市文山区木柵路三段66巷8之1号)。入場は無料、自由席。一般の方は[オンライン登録フォーム](https://forms.gle/K5oRXcYRo9rQoY6F9)から事前登録が可能。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:イベント
  • 関連組織:Knoten der Kultur
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