最近、ソーシャルメディア上で衝撃的な動画が複数拡散され、「高齢者や障がい者など4つの対象者が申請しないと、毎月2.5万円の補助金を損する」と主張している。対象として、低所得世帯、子ども、障がい者、高齢者が挙げられているが、台湾ファクトチェックセンターはこの情報について「一部誤り」とする報告を発表した。
動画で言及されている補助金の引き上げは、実際に政府が打ち出した新制度であるが、「最高補助額」をすべての人に適用できるかのように表現しており、受給資格を過度に簡略化しているため、誤解を招く恐れがあるという。
ネット上で流れる「申請しないと2.5万円損する」という情報について、社会福祉給付金が23.5%引き上げられることを根拠にしているが、その政策の正体は、今年3月に行政院が決定した「六大社会福祉給付金および補助金の調整計画」である。全体の引き上げ幅は23.5%で、老農給付金や国民年金にも影響を与える。ただし、この調整案は立法院での法案成立を待っている段階であり、現時点では施行されていない。
法案が正式に成立する前までの一時措置として、各給付金に500円から1000円の臨時加算が行われており、政策が完全に実施された後には、約89万人が恩恵を受けると見込まれている。
対象となる6つの主な給付金は以下の通りである。
- 低所得世帯の生活補助 - 低所得世帯の子ども生活補助 - 低所得世帯の就学生活補助 - 障がい者生活補助 - 中低所得高齢者生活給付金 - 弱勢子どもおよび青少年生活支援
申請資格は「該当する身分を持っているだけ」では不十分であり、厳格な所得・資産制限がある。ネット上の動画が「資格があるのに申請していない人がいる」と主張するが、ファクトチェック報告では、すべての社会福祉給付には所得や資産の上限が設けられており、単に身分があるだけでは受給できないと明確に説明している。
子ども生活補助については、「子どもがいる家庭は月1万円以上受け取れる」とされているが、実際には厚生福祉部の「低所得世帯子ども生活補助」に該当し、対象は低所得世帯の第2類・第3類に属し、18歳未満の子どもまたは青少年に限られる。また、各県市の支給基準が異なるため、引き上げ後の金額でも、現在のところ台北市に住民登録がある家庭のみが最高額の10,237円を受け取れる可能性がある。
障がい者補助の正式名称は「障がい者生活補助」であり、障がい者手帳を持っているだけでは申請できない。家族全体の収入や資産状況も審査対象となり、実際の支給額は家庭の経済状況や障がいの重度度に応じて異なる。
高齢者向けの補助金の正式名称は「中低所得高齢者生活給付金」であり、経済的に困窮している高齢者を対象としている。すでに老農給付金、国民年金の高齢者基本保証年金、または障がい年金を受け取っている場合は、給付の重複を避ける原則から、この給付金は受け取れない。
また、「2.5万円損する」という主張について、ファクトチェックセンターは1957社会福祉相談専用ダイヤルに確認した結果、この金額は「低所得世帯生活補助」の最高支給額(25,168円)であると明らかにした。実際の支給額は、世帯人数、総収入、資産、および各県市の具体的な規定に基づいて個別に計算されるため、すべての申請者がこの最高額を受け取れるわけではない。
地方の役所が「低所得世帯生活補助」の申請を受け付ける際には、基本的な書類や財産税関係の確認に加え、職員が実際に家庭を訪問して生活状況を評価する。実際に低所得世帯または中低所得世帯に該当する場合、多くの給付金は重複しない限り、住民票所在地の役所の社会課や町村事務所で併せて申請できる。
一部の補助金は条件が複雑で、給付間の競合も生じるため、自身の受給資格に不安がある場合は、厚生福祉部の福祉相談専用ダイヤル「1957」に直接電話して確認することが推奨されている。
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- 出典:PR Times
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