前台湾総統・陳水扁の長女である陳幸妤が、このほど離婚を発表し、台湾社会に波紋を広げている。陳水扁は2025年4月15日、自身のフェイスブック公式ページ『新勇哥物語』を通じて、17年前に土城拘置所から娘に宛てて書いた手紙を再読したことを明かし、感情を抑えきれず涙を流したと語った。
陳幸妤の離婚報道を受け、当初は沈黙を守っていた陳水扁だが、今回、長年の思いを吐露。娘がかつて台湾大学の歯学修士課程に進学しながら、二人の子供を出産し、母乳育児と論文執筆を並行してこなした苦労を振り返った。
この手紙は2009年1月27日、旧暦の大年初二に、土城拘置所に収監されていた陳水扁が執筆したもの。当時、陳幸妤は台北栄民総病院で研修医を終え、長庚病院で初期研修を修了後、台大歯学部の修士課程に進学。恩師・陳坤智教授の勧めがきっかけだった。
陳水扁は手紙の中で、娘が授業に出席する際、搾乳器を持参し、帰宅後は片手で母乳をあげながら、もう片手で修士論文を執筆する姿に胸を打たれたと記している。「親として、心が痛むが、何もしてやれなかった」と、無力感をにじませた。
陳幸妤は3年半にわたり、学業と育児の両立を果たし、ついに修士号を取得。卒業式では、長男の安安と次男の廷廷も駆けつけ、家族そろってその瞬間を祝った。このエピソードは、陳水扁の獄中著作『閉ざせぬ声』の第200ページに収録されている。
陳水扁は、再読の際、夜が更け静かな時間にふと手紙を取り出し、何度も読み返したという。「涙が自然とあふれた」と述懐。そして、「幸妤、ごめんね。あなたがどれだけの試練を乗り越えてきたか、親として申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と、初めて直接的な謝罪の言葉を送った。
最後に、陳水扁は「幸妤、お疲れさま。どんな風雨が吹きつけても、家族はいつでもあなたの味方だ」と、温かいメッセージで締めくくった。
関連報道では、陳幸妤の離婚から学べる資産運用の知見や、趙建銘との確執、そして第一夫人一族のメディア対応についても言及されている。
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- 出典:PR Times
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