台湾株式市場は本日(20日)、出来高が減少する中で反発し、終値は214ポイント上昇した。聯電は以前、AIブームに乗って上昇したが、7月に大幅な調整を受け、現在の株価は115.5元まで下落している。
これについて、「不敗教主」と呼ばれる財経作家の陳重銘氏は、長期投資としては台積電が最適だが、短期的には聯電の方が大きなリバウンドとなる可能性があるとし、短期運用の対象として注目すべきだと述べた。
陳氏は自身のフェイスブック投稿で、聯電の株価は6月末には185元だったが、現在は115元まで下落しており、70元もの価格が蒸発したと指摘。「追高買いは避けるべきだが、底値からの反発幅は台積電を上回る可能性がある」と説明した。
### マージンは台積電の半分、聯電の強みは何か?
陳氏は、台積電と聯電は「ウエハーダブルス」と呼ばれる存在だとし、台積電の第2四半期の利益は非常に好調で、営業利益率は67%に達したと紹介。一方、聯電は32%とその半分であると述べた。
「長期投資なら台積電一択だが、聯電も無視できない。台積電が高値になると、投資家の関心は聯電に移るため、補欠的な上昇(キャッチアップ)のチャンスがある」と分析した。
陳氏はさらに、聯電の第2四半期の財務報告は良好で、1株当たり利益(EPS)は3.39元、上半期累計では4.68元に達したと指摘。ただし、「第2四半期のうち2元は業外収益であり、これを除くと、本業での利益は約5元、業外が7元程度と推定される」と注意喚起した。
### 聯電の底値は? 専門家が「底入れ戦略」を明かす
陳氏は、現時点での聯電株価について、本業の利益ベースで見ると、PER(株価収益率)は約22~23倍であり、台積電と比べても割高ではないと分析した。「つまり、聯電に対して追加購入するのは十分あり得る選択だ」との見方を示した。
注目すべき点は稼働率だ。聯電の第2四半期の稼働率は約85%、第3四半期には90%に達する可能性があるという。これは良い兆候だと陳氏は評価した。
また、聯電の株価が過去につけた安値は約102元だったが、「100元にはしっかりとしたサポートラインがある」とし、高値で購入した投資家はこの水準で平均単価を下げることを勧めた。
「ただし、長期投資としては台積電が優れている。聯電は大きく下落した段階で買い増し、リバウンドで利益を確定したら早めに手放すのがよい。聯電は短期、台積電は長期で運用すべきだ」と締めくくった。
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