行政院院会は本日(20日)、2027年度(116年度)中央政府総予算案を通過させました。歳出総額は3兆9266億元で、2026年度予算の3兆350億元から8916億元増加し、約29.4%の伸びとなります。特に注目されるのは国防予算で、全体規模は1兆1225億元に達し、2026年度のGDPを基準に算出するとGDP比3.93%となります。
主計総処によると、各政策分野の支出内訳では、社会福祉支出が1兆1889億元(総歳出の30.3%)で最も高く、首位を占めています。次いで経済発展支出が7591億元(19.3%)、国防支出が6836億元(17.4%)、教育科学文化支出が6134億元(15.6%)と続きます。
重点施策の予算編成状況としては、科学技術発展計画に1823億元、中小零細企業支援策に222億元、現金給付(普發現金)に2357億元、軍公教職員の待遇改善に392億元、文化関連経費に288億元、教育経費に3728億元、スポーツ振興に122億元、治水対策に570億元、公共建設プロジェクトに3794億元、中央政府から地方政府への補助金に3854億元が計上されています。
社会福祉関連経費の1兆1889億元には、人口対策新戦略「家庭支援編」に3295億元、老農手当、国民年金および六大社会福祉手当に1710億元、労働保険基金への繰り入れに1300億元、健康保険基金への繰り入れに600億元、健康台湾深耕計画に100億元が含まれます。
国防経費については、国防部主管の歳出が6919億元で、前年度比1305億元(約23.2%)増となっています。これに加え、特別予算2182億元、非営業特種基金607億元、退輔会の退役軍人年金給付1038億元、海巡署の支出479億元をNATO基準に準じて加算することで、国防関連支出の総規模は1兆1225億元となります。GDP比は2026年度の実績値を基に算出すると3.93%ですが、2027年度の予測GDP(37.3兆元)を用いると3.01%となります。
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- 出典:PR Times
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