芸能人・五熊(蔡頤榛、本名:蔡宜臻)が、最近、日本国宝を破壊した事件に意外な形で巻き込まれた。奈良県警は8月22日、39歳の台湾女性を逮捕した。彼女は今年4月、奈良の薬師寺大講堂内で国宝「仏足石」に液体をかけた疑いを受けており、本人はその行為を認め、「感動したものはいつも油をかけて祈っている」と供述した。日本メディアが報じた名前、年齢、職業、渡日時期がすべて五熊の公開情報と一致したため、台湾でも大きな話題となった。さらに、五熊は過去にキリスト教信仰を公言しており、元教会関係者も過去の宗教的摩擦について語り、事態はさらに拡大している。

事件の発端は4月6日。午後1時20分頃、女性が薬師寺の大講堂に入り、国宝「仏足石」に液体をかけた。石面には複数の汚れが残り、寺側が通報した。監視カメラと残留液体の成分分析により、警察はグリセリンを含む液体を使用したと判明。すでに台湾に帰国していた容疑者を、8月22日に再入国時に関西国際空港で逮捕した。彼女の名前は「蔡宜臻」、39歳、職業は「司会業」としており、台湾出身と報じられた。

彼女は「感動した対象にはいつも油をかけて祈る習慣がある」と説明。また、過去に他の日本の文化財に対しても同様の行為をした可能性があると供述しており、警察は他の遺跡への影響も調査中だ。この情報が台湾に伝わると、ネットユーザーは直ちに五熊と結びつけた。五熊の本名は蔡宜臻、1987年8月23日生まれで今年39歳。『我猜我猜我猜猜猜』で芸能界入りし、『終極一班』『終極三国』『悪作劇2吻』などのドラマに出演。また『愛玩客』『型男大主廚』『エンタメ100分』などの番組を司会しており、「司会業」との一致も注目された。さらに、4月に自身のSNSで日本旅行を報告しており、渡日時期も一致する。

しかし、日本警察とメディアは「蔡宜臻」という身分を公表しただけで、「五熊本人である」とは正式に発表していない。五熊本人も現時点でコメントを出していない。彼女のキリスト教信仰も再注目された。五熊は新生命小组教会との関係が報じられ、2015年の金鐘獎受賞時にも「神に感謝」と発言。夫・張皓羽とも教会で知り合い、信仰は生活の中心だ。キリスト教には「膏油を塗る」(抹油)という儀礼があるが、文化財に無断で液体をかける行為とは本質的に異なる。信仰をもって破壊行為を正当化することはできない。

24日には、元教会関係者でインフルエンサーの晨星がSNSで発言。彼女は五熊夫妻と過去に共同で活動していたが、宗教的価値観の違いから決別したと明かした。五熊夫妻が「異象を受けた」として一部の決定を下し、チームメンバーを傷つけたと指摘。今回の事件について「全く驚かない」と述べた。また、北京訪問などをめぐる対立もあったというが、これらは現時点では彼女の一方的主張にとどまる。

五熊のInstagramとFacebookには、事件報道後に大量のコメントが殺到。「本当に逮捕されたんですか?」「ここで一油」といった皮肉やダジャレも見られた。一時、彼女がSNSの投稿を削除したことも話題になったが、削除=有罪の証拠にはならない。家族側も反応。姉の蔡函岑は「ニュースを見て初めて知った」と経由でコメント。現時点で家族も詳細を把握していないという。

仏足石は1200年以上の歴史を持つ国宝であり、日本文化財保護法違反に問われる可能性がある。同法では、重要文化財を損壊・隠匿した場合、5年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される。ただし、実際にどれだけの損傷があり、修復可能か、また「破壊意図がなかった」という供述が裁判でどう評価されるかが鍵となる。現時点で、グリセリンによる汚染は確認されているが、不可逆的損害かどうかは調査中だ。

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  • 出典:PR Times
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