総統の頼清徳氏が提唱した「台湾の盾」としての多層防空火網構想において、中山科学研究院が開発した「強弓飛彈」(天弓四型)は当初、特別予算に計上されていたが、立法院で削除された。これを受け、空軍は2026年度から2032年度までの7年間で360億3714万2000円の継続予算を一般予算に計上し、中層反戦術弾道ミサイルシステムの調達を進めることになった。
国防部は31日、2027年度(116年度)予算書を立法院に提出した。これによると、「防衛韌性及び不対称戦力採購」特別条例に含まれていた1.25兆円規模の特別予算から「強弓飛彈」関連項目が削除されたが、空軍が新たに公務予算に360億3714万2000円を計上した。調達数量は機密として公開されていない。
空軍は、中国軍の弾道ミサイルの脅威が高まっていることを踏まえ、「防衛固守、重層嚇阻」という軍事戦略に基づき、将来の台湾における中層反戦術弾道ミサイルシステムの構成と性能を計画していると説明している。このシステムは、大気圏内において1000キロメートル以内の戦術弾道ミサイルを迎撃する任務を担い、低層迎撃システムと連携して重層的な防空火網を形成する。
空軍は、このシステムの導入により、低層迎撃システムと連携した重層的なミサイル迎撃体制が強化され、通信と情報共有が向上し、全体的な防空能力が大幅に向上すると期待している。また、今後の戦場環境では「早期警戒時間の短縮」と「作戦の高速化」が見込まれるため、作戦反応時間を短縮し、戦場での優位性を確保できるとしている。
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- 出典:PR Times
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