民進党台北市長参選人の沈伯洋氏は31日、東京大学「両岸関係研究グループ」の訪問を受け、東京大学東洋文化研究所の松田康博教授ら学者とともに国際情勢やAIデータの安全性について議論しました。沈伯洋氏は、台湾の都市が日本と連携し、AIガバナンスや情報セキュリティの分野で都市の安全に関する交流を深めるべきだと述べました。

AIの発展に関して、沈伯洋氏は台湾が現在「AI主権」を重視しており、国内独自のAIモデルを構築するためのデータ基盤の整備が重要だと指摘しました。特に、データの準備が第一の鍵であり、台湾の出版物や過去のネット上の発言などを体系的に保存・整理し、クリーンで純粋な台湾独自のデータを蓄積することが最も現実的だと強調しました。彼は、モデル訓練のコストが高いため、日本を見習ってデータ保存を優先すべきだと述べました。

日本の学者から台北市長の蔣萬安氏の選挙戦略について問われた際、沈伯洋氏は「蔣萬安氏は非常に保守的で、ミスを避けようとしている。理由は簡単で、大統領選を目指しているからだ」と率直に語りました。また、対立陣営が自分を無視しているのは、攻撃すれば「沈伯洋が台北市長選に出馬している」という事実が広く知られてしまうためだと分析しました。

学者から「洋流」と呼ばれる支持拡大の現象について問われた沈伯洋氏は、この現象はここ10日ほどで急激に広がったもので、自分自身も驚いていると答えました。彼によれば、「洋流」というキャンペーンのデザイン担当者が番組で挙げた3つの理由として、台北市の深刻なネズミ問題への対策、配達員の汗を拭ける「スポーツステーション」の提案、そして上海との「二都市フォーラム」ではなく、東京、ニューヨーク、ロンドンと連携する「無限都市フォーラム」の構想が挙げられ、これが若年層を中心に支持につながっているとのことです。

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  • 出典:PR Times
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