軍職からでもスムーズに文創分野へ転身できる時代が到来しています。空軍水上機場で20年間勤務した張于亞さんは、40歳の節目を迎えるにあたり、従来の転職ルートである水道・空調業界ではなく、労働部労働力発展署雲嘉南分署が提供する840時間の「創意商品職訓」に応募しました。当初はパソコン操作さえままならなかった張さんは、この訓練を通じて一からデザインスキルを習得し、文創クリエイターとしてのキャリアを築き上げました。
張さんは18歳で空軍士官学校に入学し、家計を助けるために軍旅生活をスタート。20年の勤務を経て、第二の人生を見据え、思い切って「創意商品ネットマーケティング班」に参加。半年間にわたり、郭文軒講師の指導の下、グラフィックソフトの操作、製品制作、画像編集、ウェブサイト構築、マーケティング戦略まで、体系的な実践カリキュラムを修了しました。
訓練修了後、当初は自身と妻が経営する嘉義市の三合院民宿「家暖暖」に手作り装飾品を導入するだけのつもりでしたが、制作への情熱が高まり、ついには「老杯杯創意製造所」(オリジナル名:嘉園文創工作室)を設立。同期受講生を仲間として迎え、共同で文創商品の開発に取り組んでいます。
文創事業に本格的に取り組むため、張さんは約80万元を投じてレーザーカッター、3Dプリンターなどの機材を購入。毎月の固定費や初期の収益の不安定さにもかかわらず、大量生産ではなく、手作業による温かみのある体験を重視しています。現在は「家暖暖」の宿泊客を中心にワークショップを提供していますが、今後は嘉義市民宿協会と連携し、より多くの観光客に手作り体験を提供する計画です。
雲嘉南分署では、9月29日まで無料の職業訓練コースの申し込みを受け付けています。遠方からの受講者には安価な宿舎も用意されており、生活負担を軽減。第4期の募集では、自動制御(儀電工事)、スマートロボットアーム、CNCマシン、AIを活用したデジタルグラフィックデザイン、内装工事実務など、産業ニーズに対応した実践的なコースが開講されています。関心のある方は公式サイト(https://yct168.wda.gov.tw)から詳細を確認、または専用ダイヤル(06)698-5945(内線1099)まで問い合わせが可能です。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:ニュース
- 製品・サービス:手作体験ワークショップ