来年度の最低賃金が本日(24日)決定され、月給が3万90元、時給が205元に引き上げられます。一方で、労働者退職金制度(労退新制)における自願拠出(自提)の参加者数が着実に増加しています。労働保険局が公表した2026年7月時点の最新統計によると、労退の拠出総人数は786.6万人で、うち自提者は158.3万人に上り、自提率は20.13%となりました。これは、およそ5人に1人の労働者が自ら退職金を積み立てていることを意味します。2025年度と比較すると、自提者数は22万1,888人増加し、成長率は16.29%と、前年の13.99%を上回る伸びを示しています。
多くの人々が疑問に思うのは、「ただお金を先に貯めるだけ」の自提に、いったいどのようなメリットがあるのかということです。以下では、労退自提の仕組み、税制優遇、長期的な複利効果を踏まえた退職金の試算結果を整理します。ただし、最終的な退職金額は、運用成績と個人の拠出状況に大きく左右されます。
労退自提はどうやって計算するの? 雇主の6%以外に、自分で6%追加できる?
『労働者退職金条例』、つまり「労退新制」の規定により、雇用主は労働者の給与の6%を毎月法定で個人の退職金専用口座に拠出しなければなりません。一方、労働者自身は、自身の財務計画に応じて、給与の6%の範囲内で任意に追加拠出(自提)を行うことができます。たとえば、月給が5万元の場合、雇用主が毎月3,000元を拠出し、労働者がさらに自提で6%を追加した場合、つまり毎月3,000元を自分で拠出することになります。これにより、毎月合計6,000元が退職金口座に積み立てられることになります。もちろん、労働者は6%より低い割合での拠出も選択可能です。
労退自提にはどんなメリットがある? 税制優遇はどう計算するの?
労働保険局によれば、労働者が自ら退職金を拠出する場合、税制上の優遇措置が受けられます。具体的には、自提した金額はその年の給与所得に含まれず、課税対象外となります。たとえば、月給5万元で、毎月6%を自提した場合、年間3.6万元を拠出したことになり、この金額は当該年度の給与所得から除外されます。さらに、退職金専用口座は新制労退基金の収益分配にも参加します。規定では、労働者退職金の運用収益が、地元銀行の2年定期預金金利を下回る場合、その差額は国庫によって補填されます。ただし、基金の実際の投資収益は市場の動向によって変動するため、過去の実績が将来の収益を保証するものではありません。
6%を30年間拠出したら、退職金はいくらもらえる? 年率4%、6%での試算
月給5万元、毎月6%(つまり毎月3,000元)を拠出するケースで試算してみましょう。運用益をまったく考慮しない場合、10年で元本は36万元、20年で72万元、30年で108万元となります。年率4%の複利運用を仮定した場合、30年後の累積額は約208万元に達します。年率6%で運用できた場合は、約301万元が積み上がる計算です。このように、長期的な複利効果が、退職金の積み立てにおいて大きな鍵となっていることがわかります。
労働保険局の資料によると、新制労退基金の2016年から2025年までの平均収益率は8.7%であり、2021年から2025年までの平均収益率はさらに高い10.28%でした。2026年7月までの成績は24.58%となっています。過去10年間の平均である8.7%を仮定の運用利回りとして単純計算すると、月給5万元、毎月3,000元を30年間継続拠出することで、月複利で約516万元を積み立てることが可能になります。このうち、元本は108万元、得られる利益は約408万元となります。ただし、8.7%はあくまで過去10年の平均値であり、将来の固定収益を保証するものではないことに注意が必要です。実際に受け取れる退職金は、毎年の基金収益と個人の拠出状況によって決まります。
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- 出典:PR Times
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