日本の経営コンサルティングのパイオニアである株式会社タナベコンサルティングは、クライアントであるヒビノ株式会社と、株式会社アセントの成長M&Aを支援いたしました。
「M&Aを成約させて終わり」ではなく、譲受企業の成長戦略と資本が代わっても“経営をつなぐ”譲渡企業の承継戦略の双方を、当社の「M&A一貫コンサルティング」サービスを通じて実行・支援いたしました。
1.譲受企業、譲渡企業について 譲受企業であるヒビノは、音響と映像を中心とした製品・商品・サービスの提供をグローバルに展開しているスタンダード上場企業です。特に販売施工事業においては、照明や制御、ネットワークを含むAV&IT領域へと範囲を拡大し、グループの総合力を活かして、設計・施工から運用支援・保守までをワンストップで担うトータル・ソリューションの提供に注力しております。
譲渡企業であるアセントは、1988年設立の業務用音響・映像・照明機器などの販売施工会社です。スポーツ施設向けの商品・サービスを主力に、大型LEDディスプレイや音響、サイネージなどの設計・施工から導入後のメンテナンスまでを一気通貫で対応しております。
2."経営をつなぐ"譲渡企業の承継戦略と、譲受企業の既存事業とのシナジーによる成長戦略 ヒビノは、都市再開発やスタジアム・アリーナ案件の増加、大型化・同時並行化を背景に、供給体制の強化を重要課題と認識しておりました。当社は以前より長期ビジョンの策定支援を通じてヒビノが目指す方向性を承知しており、ヒビノのさらなる成長を実現できる候補企業のリサーチを行いました。さらに、アセントがディールスピードを重視していたため、両社が目指すべき方向性やM&A後のイメージ、期待できるシナジーを共有しながら密にコミュニケーションを重ねることで、案件成約までのスピードを加速させることができました。スポーツ施設向けの豊富な実績と高い提案力を持つアセントをヒビノグループに迎え入れることで、複数のシナジー発揮が期待できるM&Aとなりました。
3.各社のコメント (1)ヒビノ アセントが当社グループに加わることによるシナジーは、大きく3点あります。 ①供給体制の強化:都市再開発やスタジアム・アリーナといった大規模プロジェクトに対応するための体制強化が重要な課題となっております。アセントをグループに迎え入れ、ワンストップ提供体制を一層厚くすることで機会損失の抑制と内製化を図り、需要拡大局面での成長を加速いたします。 ②統合提案の強化:当社グループのトータル・ソリューションに、アセントの強みであるスポーツ施設向けの知見を加えることで、導入後の活用まで見据えた統合提案力を高め、施設の体験価値向上に貢献いたします。 ③取扱商品の相互活用:アセントが手掛ける施工案件において、当社グループが輸入販売を行う音響・映像商品の採用拡大を図ります。あわせて、アセントが取り扱う映像商品についても、当社グループの販売網・提案力を活かして展開を進め、収益機会の拡大につなげます。
(2)アセント 元代表取締役社長 木越 健二 氏 当社が掲げる「スポーツエンターテインメント業界でNo.1の企業」になる夢を実現するためには、安心してお任せできる企業と一緒に目指すことが最も良い方法との考えに至り、当社のことをよくご存知で、スポーツエンターテインメント業界に詳しいヒビノへ経営をつないでいただきました。当社の社員に「やり甲斐のある、安心して働ける環境」を提供することが、創業者であり、今までこの会社の最高責任者だった私が取り組むべきことだと考え、本件に至りました。
(3)タナベコンサルティング M&Aコンサルティング事業部 ゼネラルパートナー 文岩 繁紀 譲渡側・譲受側が同業であり、互いに相手企業への理解が深かったことから、複数回の面談を通じて、M&A後に両社が目指すべき方向性について深く議論することができました。交渉においても、双方に相手の立場を尊重しながら柔軟に対応いただいたことで、「M&Aを通じて経営を未来につなぐ」という本質的なテーマに向き合うことができ、成約につながったと考えております。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:提携
- 関連組織:株式会社タナベコンサルティング / ヒビノ株式会社 / 株式会社アセント
- 原文内の日付:1988年(アセント設立)
- 製品・サービス:M&A一貫コンサルティング