2026年4月の企業倒産件数は899件(前年同月比8.8%増)となり、5年連続で前年を上回りました。負債総額は1121億3700万円(同11.5%増)で、2カ月連続で前年を上回っています。負債100億円以上の大型倒産は発生しなかったものの、50億円未満のすべてのレンジで倒産件数は増加しました。

特に注目すべき点として、物価高倒産が108件と、集計を開始した2018年以降で最多を更新しました。前年同月の71件から37件増(52.1%増)となり、5カ月連続で前年を上回る結果となっています。業種別では「建設業」(33件)がトップとなり、そのうち木造建築工事の物価高倒産が単月として過去最多となりました。

また、2026年5月25日には、「事業性融資の推進等に関する法律」に基づき『企業価値担保権』がスタートしました。これは、将来キャッシュフローや無形資産を含め、事業全体を担保とする新たな融資制度です。スタートアップなどの業歴が浅い企業に加え、中小・中堅企業にとっても、事業継続や成長に必要な資金対応として、M&Aや事業承継、事業再生などさまざまなフェーズでの活用が期待されています。

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