テックタッチ株式会社は、年間約5,000棟・累計約56,000棟の建築実績を持つ株式会社オープンハウス・アーキテクトで運用する現場管理プラットフォーム「Optimus」に、「Techtouch AI Hub」が導入されたことをお知らせします。同社は、業務フロー全体をAIに置き換えるのではなく、AIが真に効果を発揮するポイントに必要な機能だけを「組み込む」アプローチを採用。ノーコード・最短30分でAI機能を実装し、原価管理・社内申請・見積依頼業務などにおける業務効率化と品質向上を実現しました。

導入の背景 オープンハウス・アーキテクトは「建築に、革新を。」をミッションに掲げ、テクノロジーの内製化を通じてDXを推進しています。その中核を担う現場管理プラットフォーム「Optimus」は、建設業界に根強く残る紙文化、高い属人性、人手不足といった課題を解決するために開発されたシステムです。独自EDI機能による受発注・請求の電子化により、業務のスピード・精度・透明性は着実に向上してきました。

一方で、AIの活用が進み、新たな課題が浮かび上がってきました。建設業の業務には、AIが得意とする領域と、人の判断や経験が不可欠な領域が密接に混在しています。そのため、業務全体を一括でAIに置き換えるアプローチでは、現場の混乱や品質低下を招く懸念がありました。また、AIを別ツールとして利用する運用では、現場に新たな負担が発生するほか、データ化されていない情報や部門ごとにサイロ化したデータの存在も、全社一括でのAI活用を困難にしていました。

導入の決め手 こうした現実を踏まえ、同社は業務フロー上でAIが真に効果を発揮するポイントに、必要な機能だけをピンポイントで「あとのせ」するアプローチを選択しました。これにより、AIに任せる箇所と人が判断する箇所の最適配分、現場の学習コストゼロでの自然なAI活用、そして業務単位での迅速な実装と段階的なスケールアップを同時に実現します。これは同社がDXで重視する「スピード × 現場 × コスパ」というポリシーを体現する戦略的判断でした。

このアプローチを実現する基盤として選定されたのが「テックタッチ AI Hub」です。同社では3年前からDAP「テックタッチ」を「Optimus」内で運用しており、その延長線上でノーコードで生成AIを組み込める点、既存UI/UXを変更せずにAI機能を追加できる点、そして試用段階からスムーズな導入が確認できた点が決め手となりました。

主な活用シーンと今後の展望 まずは以下の3領域から運用を開始しており、1.原価状況の要約、2.社内申請前のポイント確認、3.見積依頼文の作成サポートにて「テックタッチAI Hub」を活用しています。現場からは「新入社員やシステムに慣れていない現場担当にとって非常に役に立つ」「無意識的に効率化を図れることがDXの真骨頂」といった声が寄せられており、同社が目指す「現場が意識せずにAIの恩恵を受ける動線設計」が機能しています。

今後は原価リスクの早期発見や申請チェック機能の高度化により、承認時間の短縮など具体的な業務改善を進めるとともに、社内システムの更なる進化の「加速器」として積極的なAIの実装を目指します。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:提携
  • 関連組織:株式会社オープンハウス・アーキテクト / テックタッチ株式会社 / オープンハウスグループ
  • 原文内の日付3年前から(DAP運用)
  • 製品・サービス:Optimus / Techtouch AI Hub