睡眠時無呼吸症候群(SAS)の標準治療であるCPAPは医学的に有効である一方、 装着の違和感、マスクのズレ、二酸化炭素の滞留、睡眠の質の低下などから、 離脱率は30〜50%に達する と報告されています。

主要指標 — KEY FIGURES

30〜50パーセント
離脱率は30〜50%に達する
14
有効サンプル数:14名
30
特許技術を30件以上保有しています

離脱者の多くは、 「気道が塞がること」だけでなく、 胸郭の動きが浅くなる “隠れ低呼吸” を同時に抱えています。

この“隠れ低呼吸”は自覚がほぼなく、 気道が開いていても呼吸が弱くなる という構造的現象のため、 本人が気づかないまま体内環境が静かに悪化していきます。

当社独自研究では、 睡眠中の顎・舌・気道の構造変化に加え、 仙骨から肋骨まで連動する“S字の全身運動”が睡眠中に阻害されることで、 気道閉塞がなくても呼吸が弱くなるという構造的事実が確認されました。

本稿では、 睡眠中の呼吸構造の普遍的変化と、 CPAP離脱者に共通する“隠れ低呼吸”の体内影響 について報告します。

調査概要(当社独自研究)

調査名:睡眠中の呼吸構造に関する独自研究 調査主体:トラタニ株式会社 研究期間:2024年2026年

研究方法: ・睡眠時の顎・舌・気道の構造変化の観察 ・呼吸の物理構造モデルによる解析 ・CPAP使用者からの聞き取り調査 ・一般生活者の睡眠時呼吸の自覚調査 ・既存医学文献の構造的再解釈

研究対象: ・一般成人(男女) ・CPAP使用者 ・SAS予備群 ・呼吸に自覚症状がない一般生活者

研究結果(当社独自の知見)

当社独自研究で得られた知見は、既存の解剖学・生理学エビデンスとも整合性が確認されています。

●1. 睡眠中は全人類の顎・舌の支持筋が必ず弛緩する

顎二腹筋・舌骨上筋群がゆるみ、下あごが後退する。 年齢・性差・体格に関係なく起きる普遍的な生理現象。

●2. 舌根沈下の“本当の原因”は下あご後退である

舌は下あごに付着しているため、 下あごが後退すれば舌は必ず後方へスライドする。

●3. 下あご後退は「口半開き」を引き起こし、鼻呼吸を阻害する

鼻呼吸が困難になることで、 鼻腔で合成されるNO(一酸化窒素)が作れなくなる。

誰しも、下あごと舌を制御する筋肉が緩み、舌と顎が後退することで、気道閉塞の負の連鎖になる。

●4. NO不足は毛細血管の拡張を妨げ、血液の酸素受容性を低下させる

鼻呼吸ができずNOが不足すると、毛細血管の拡張が起こらず、 血液が酸素を受け取りにくくなることは既存の生理学で知られている。

当社の呼吸構造モデルでは、 下あご後退や口半開きによる鼻呼吸困難が、 NO不足を引き起こす構造的要因となることが示されている。

●5. SASは“自覚がない”ため、重度で発覚するケースが多数

CPAP治療開始者の多くが「自覚ゼロ」であった。

●6. 呼吸低下は「個人差」ではなく「構造的必然」

性別・体格・肥満に関係なく、 睡眠中は必ず顎がゆるみ、舌が後方へスライドする。

●胸郭の動きが浅くなると何が起きるか

睡眠中は筋肉が緩み、胸郭の動きが小さくなる。 そこに舌根沈下が重なると呼吸はさらに浅くなり、 体内では次のような “静かなストレス連鎖” が起こる。

酸素供給の不安定化 自律神経の乱れ 代謝ストレスの蓄積 心臓への負荷増大

これは、気道の閉塞だけでは説明できない 体内環境の落差(内部の酸欠) である。

しかもこの内部酸欠は痛みも苦しさも伴わないため、 気づいたときには数年単位で進行している ことがある。

●新しい視点:気道だけでなく“体内環境”を見る必要

海外の研究ではすでに、

低呼吸が自律神経を乱す 夜間の酸欠が代謝を悪化させる

深い呼吸が脳の老廃物排出に不可欠

断続的低酸素が心臓負荷を高める

など、体内環境の視点 が重視されている。

当社はこの視点を「呼吸の物理学」として体系化し、 胸郭・舌根・重力の3要因から夜間の呼吸構造を再整理した。

当社の考察(学際的研究による結論)

呼吸は「気道が開いているかどうか」だけで決まるものではなく、 仙骨 → 脊柱 → 頸椎 → 頭部 → 肋骨へと連動する S字の全身運動 によって成立する物理作用である。

このS字運動が睡眠中に阻害されるだけで、 気道閉塞がなくても呼吸は弱くなり、低呼吸・呼吸停止が起こりうる。

当社独自研究は、 睡眠時の顎・舌・気道の構造変化を物理モデルとして解析し、 その体内環境への影響を生理学的に検証するという、 世界的にも希少な学際的アプローチである。

まとめ

睡眠時の呼吸低下は、本人には全く自覚がないまま進行する構造的現象である。 次回は、気道だけでは説明できない“重力・寝具・姿勢”の構造的リスク“ について当社独自研究の結果を報告する。

調査詳細(計測データ)

調査期間:2024年4月〜2026年6月 調査主体:トラタニ株式会社 調査対象:成人男女(20〜65歳) 有効サンプル数:14名

調査方法: ResMo テレメトリー式生体信号測定装置および aams 呼吸解析システムを用いて、 呼吸数・呼吸深度・胸郭可動性・IE比・呼吸波形を測定。 通常寝具と当社寝具の条件比較を実施。

締め

呼吸は、私たちの体を毎日支えてくれている“静かな働き手”です。 壊れた後を治すのは医学の力ですが、 壊れる前の体内環境を守るのは、私たち自身です。 その最上流にあるのが、無意識で続く“呼吸の質”です。

【会社情報】

トラタニ株式会社(石川県かほく市)代表:虎谷 生央

当社は、世界的にも研究が進んでいない

「睡眠中の呼吸環境」という未踏領域に挑み、

呼吸・睡眠・生理学・物理学・解剖学を横断して

体内環境の上流構造を解明する研究を進めています。

医学がまだ十分に扱えていない領域を体系化し、

人類の健康に新しい選択肢を提供することを目指しています。

特徴:ショーツ開発で培った立体構造技術を応用し、

身体にわずかな物理的負荷を与えることで“呼吸の質を高める”独自技術を確立。

24時間の体内環境を適正化する特許技術を30件以上保有しています。

事業内容: ・ショーツ(アパレル)の企画・製造・販売 ・睡眠中の呼吸・酸素環境・身体構造に関する研究 ・寝具および関連技術の開発

公式サイト:https://toratani-kokyu.jp/

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:研究結果
  • 関連組織:トラタニ株式会社