株式会社トリファ(本社:東京都品川区、代表取締役:嘉名 雅俊、以下「当社」)は、グローバル展開の拡大と周辺領域の新規事業開発などを目的に、第三者割当増資(エクイティ)および金融機関による借入(デット)を組み合わせた総額約50億円の資金調達を実施したことをお知らせします。
資金調達の背景 ── 日本の海外旅行市場が抱える課題
日本のパスポート保有率は約18%と先進国の中でも低水準にとどまっており、海外旅行を実現できない要因として「金銭面の負担」に加え、「どうしたらよいかわからない」、「面倒」といった計画・準備の煩雑さに起因する心理的ハードルも阻害要因として挙げられています。
当社は、こうした課題を解決し、誰もが気軽に海外旅行を楽しめる社会の実現を目指して設立しました。「旅行のインフラをつくる」というビジョンのもと、旅における手間や障壁を取り除くサービスの構築に取り組んでいます。
今回の資金調達を通じて、以下の取り組みを推進し、「パスポートとトリファだけで旅をする未来」の実現をさらに加速してまいります。
- **eSIM以外の旅行関連領域への新規事業展開** 決済や交通予約サービスといった旅行関連領域への新規事業展開にも注力することで、旅を豊かにするインフラへの進化を加速させます。 - **東アジア各国への展開** 東アジア領域をはじめとする新規市場への進出を加速し、グローバルユーザーの獲得を推進します。 - **AIへの投資** 旅行は「予約・出発・滞在・帰国」というジャーニー全体に、判断や問い合わせが連続的に発生する領域です。当社は、ユーザー体験そのものをAI起点で再構築することを目指し、汎用AIでは実現しえない、旅行領域に特化したAIエージェントの開発を推進します。 - **組織体制の拡充・既存プロダクトの強化** 組織体制の拡充と、既存プロダクトのさらなる強化を並行して推進します。
「トリファ」とは
当社は、「パスポートとトリファだけで旅をする未来」を目指して、トラベルテック領域で事業を展開するスタートアップです。2021年7月に海外eSIMアプリ「トリファ」をローンチし、2026年にはアプリダウンロード数が累計200万を突破。2025年秋ごろからはグローバル進出を本格化し、現在、海外売上比率は当社の売上の約1割を占めるまでに成長しています。
海外eSIMアプリ「トリファ」で現地の通信課題の解決に向き合ってきた知見を活かし、旅マエ・旅ナカで旅行者を支えるべく、VPN・海外旅行保険・ラウンジパスの提供を順次開始しています。
資金調達の概要
### 第三者割当増資(エクイティ) 調達額:17.3億円 引受先:グローバル・ブレイン9号ファンド、SMBC-GBグロースファンド、ANA未来創造ファンド
### 借入(デット) 借入金額:33億円 借入先:株式会社三菱UFJ銀行、株式会社みずほ銀行、株式会社商工組合中央金庫、株式会社日本政策金融公庫、株式会社りそな銀行
※今回の調達により、累計調達額は約63億円となります。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:資金調達
- 関連組織:グローバル・ブレイン / SMBC-GBグロースファンド / ANA未来創造ファンド
- 製品・サービス:トリファ / VPN