東京(日本)2026年6月2日-Vector Informatik GmbH(ベクターグループ本社、在ドイツ・シュツットガルト/以下、ベクター)の仮想ECU生成ツール「vVIRTUALtarget」を活用した新たなvECUエンジニアリングサービスを、株式会社テクノプロ コンサルティング・パートナーズ社(本社:東京都港区/以下、テクノプロ)が正式に提供開始しました。本サービスは、ベクターのvVIRTUALtargetによって生成された仮想ECU(vECU)を、OpenSUT APIを通じて各種サードパーティ製品と柔軟に連携させる技術支援を中心に構成されています。これにより、従来の物理ECUに依存しない開発および検証環境の構築が可能となり、車載ソフトウェア開発の効率化、品質向上、開発コストの削減を実現します。近年、自動車の電子制御システムは電動化、自動運転、コネクテッド化の進展に伴い、ますます複雑化、高度化しています。その結果、従来の物理ECUを用いた検証手法では開発初期段階での検証が困難となり、開発期間の長期化やコストの増大といった課題が顕在化しています。仮想化技術を活用したvECUによる早期検証のニーズに応えるため、テクノプロは、ベクターのvVIRTUALtargetを活用し、vECUの生成から外部ツールとの連携、統合テスト環境の構築までを一貫して支援するエンジニアリングサービスを構築しました。特に、OpenSUT APIを活用することで、既存の開発ツールや検証環境との高い互換性と拡張性を確保し、開発現場の多様なニーズに柔軟に対応可能です。ベクターのvVIRTUALtargetは、AUTOSARアーキテクチャに準拠したECUソフトウェアを、PC上で動作可能な仮想ECUとして生成するツールで、RTE(Runtime Environment)やBSW(Basic Software)の抽象化、OSのシミュレーション機能を備えており、ハードウェアに依存しない領域での通信シミュレーションを仮想環境で再現可能です。さらに、OpenSUT APIはC言語ベースの通信インターフェイスを提供し、vECUと外部ツール間の信号アクセス、実行制御、時間管理などを可能にします。これにより、vECUを既存の開発ツールチェーンにシームレスに統合することができ、開発初期段階からの検証を実現します。テクノプロは今後もvECU技術の高度化を図るとともに、OpenSUT APIを活用した多様な開発ツールとの連携支援を強化し、モデルベース開発(MBD)やAI技術との融合を推進して、次世代の車載ソフトウェア開発環境の構築に貢献していくとのことです。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:press_release
- 関連組織:Vector Informatik GmbH / 株式会社テクノプロ コンサルティング・パートナーズ社 / ベクター・ジャパン株式会社