アディクシィ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長CEO:金沢 大輝、以下「当社」)は、第三者割当増資、および金融機関数社からの借入により資金調達を実施したことをお知らせいたします。
本ラウンドでは、三菱UFJキャピタル株式会社をリード投資家とし、ジャフコ グループ株式会社、積水ハウス株式会社および積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社、(以下「積水ハウス イノコム」) 、きらぼしキャピタル株式会社が引受先として参画いたしました。あわせて、金融機関数社からのデットファイナンスを実行しています。
調達した資金は、AIエンジニア・コンサルタントの採用、AIエージェント関連プロダクトへの投資等に充当し、企業のAI実装を担う「AIインテグレーター」としての体制を一層強化してまいります。
また、本ラウンドに参画いただいた積水ハウスおよび積水ハウス イノコムとは、これまで複数のプロジェクトにおいて協業してまいりました。今回の出資を機に、同グループのAI活用推進に向けた取り組みをさらに強化してまいります。
資金調達の概要
主要指標 — KEY FIGURES
- 調達方法 :第三者割当増資および金融機関からの借入
- 累計調達額 :約14億円
- 引受先・借入先:三菱UFJキャピタル10号投資事業有限責任組合
ジャフコV7投資事業有限責任組合、ジャフコSV7-S投資事業有限責任組合
積水ハウス投資事業有限責任組合
きらぼしキャピタル夢・はばたき2号投資事業有限責任組合
複数の個人投資家
複数の金融機関
資金調達の背景
生成AIの活用は、実証実験(PoC)の段階を越え、事業成果に直結する本番実装のフェーズへと移行しつつあります。一方で、「構想は描けても、実装が進まない」という課題に直面している多くの企業があります。
当社は、「AIインテグレーター」として構想策定から実装、運用定着、さらには内製化支援までを自社人材で一貫して担い、AIを「導入した」で終わらせず「成果が出続ける状態」まで責任を持つことを事業の中核に据えています。
積水ハウスとの協業について
当社は、積水ハウス株式会社 および積水ハウス イノコムと、これまで複数のプロジェクトを通じて、AI活用に関する検討や実装支援に取り組んでまいりました。
住宅・建設産業は、設計、施工管理、顧客対応など、専門性の高い業務知見が現場に蓄積されている領域です。こうした業務にAIを実装するには、汎用的なツールの導入ではなく、業務プロセスへの深い理解に基づく個別の設計が不可欠となります。当社は、複数のプロジェクトを通じてこの領域における実装知見を積み重ねてまいりました。
今回の出資を機に、両社の連携をより長期的な関係へと発展させ、積水ハウス株式会社におけるAI活用の推進に向けた取り組みを強化してまいります。
今後の注力領域
1. エンタープライズにおけるAI実装の標準化
これまで多くの大企業へのAI実装支援を通じて蓄積したナレッジを、業種別・業務別のソリューションとして体系化します。個社ごとの属人的な対応から、再現性のある実装プロセスへと転換することで、導入までのリードタイムとコストの抜本的な短縮を図ります。
2. AIエージェントによる業務プロセス変革
AIの適用範囲は、個別業務の効率化から、複数業務をまたぐプロセス全体の自律実行へと拡大しています。当社は業務理解と実装力の双方を持つ強みを活かし、顧客企業の基幹業務に組み込まれるAIエージェントの設計・開発・運用を推進します。
3. AI人材の育成と顧客企業の内製化支援
AI実装における最大の制約は、技術ではなく人材です。当社は社内人材育成プログラムで培った育成手法を顧客企業にも展開し、ベンダーへの依存にとどまらず、顧客企業自身がAI活用を推進できる体制の構築を支援します。実装を担える人材の裾野を広げることが、日本企業全体のAI活用を前に進めると考えています。
調達資金の使途
1. 人材採用の強化
AIエンジニア、AIコンサルタント、および急成長する組織を支えるコーポレート人材の採用を加速します。
2. プロダクト・技術基盤への投資
AIエージェント開発基盤および実装ナレッジのアセット化に投資し、支援の再現性と品質を高めます。
各社コメント
三菱UFJキャピタル株式会社 執行役員 投資第二部長 田口 順一氏 次長 潮田 俊介氏
本ラウンドにおいてリード投資家として追加出資いたしました。前回出資以降、アディクシィ社は大企業向けAI実装支援の実績を積み重ねながら、業績・組織の両面で力強い成長を実現してきました。特に、優秀なAIエンジニアが集まり活躍できる組織と、それを支える経営陣への信頼は着実に深まっており、同社の成長可能性に対する確信を一層強めています。生成AI時代において、顧客の業務やデータに深く入り込み成果創出まで伴走できる企業こそが競争優位を築くと考えています。同社が日本を代表するAIインテグレーターへ成長する挑戦を今後も全力で支援してまいります。
ジャフコ グループ株式会社 チーフキャピタリスト 赤川 嘉和氏 シニアアソシエイト 上岡 博雄氏
初回投資以降、ADiXiは強みである採用力と営業力を発揮し、上流のAIコンサルティングや
要件定義、下流のAIエージェント開発等の高付加価値案件を飛躍的に拡大させています。独
自の「AIラボ」でAI・DX人材を育成し、大企業向け「AIインテグレーター」の地位を確立しつつあります。現場でAI実装の成果を出し続ける実行力と、金沢社長ら経営陣の推進力に魅力を感じ、追加出資を決定しました。日本企業のAI変革を牽引する同社に、引き続き全力で伴走してまいります。
きらぼしキャピタル株式会社 ベンチャービジネス部 ディレクター 石原 祐太氏 ベンチャービジネス部 アソシエイト 鈴木 祥広氏
AIが急速に普及し、多くの企業がAIの実装に苦慮している中、当社は、かかる課題を抱える企業を網羅的に支援できる専門人材を数多く擁しております。弊社は、当社の優れた採用力・営業力を武器として、DX・AI市場で着実に成長を遂げている点、経営陣が事業立ち上げ・拡大を牽引してきた豊富な実績を有し、その知見が組織の競争力として確立されている点を高く評価し、今回のファイナンスで出資を決定いたしました。きらぼしグループとして、今後も当社の更なる事業拡大を全力で支援してまいります。
アディクシィ株式会社 代表取締役社長CEO 金沢 大輝
生成AIの登場から数年が経ち、企業の関心は「何ができるか」から「どう成果に変えるか」へと移りました。技術の可能性はすでに十分に示されています。それでも多くの現場でAI活用が止まってしまうのは、構想と実装の間に大きな隔たりがあるからです。
私たちが創業以来こだわってきたのは、絵を描くことではなく、実際に動くものをつくり、現場で使われ続ける状態まで責任を持つことでした。地味で泥臭い仕事ですが、ここを引き受ける存在がいなければ、日本企業のAI活用は前に進みません。
今回、事業会社を含む皆様にご参画くださったことは、この役割への期待の大きさを示すものだと受け止めています。日本の産業競争力は、AIをどれだけ深く業務に実装できるかで決まります。「日本をデジタル先進国に」というミッションの実現に向け、AIインテグレーターとして、その一翼を担ってまいります。
<アディクシィ株式会社について>
社名 アディクシィ株式会社(英文:ADiXi, Inc.)
所在地 〒163-0928 東京都新宿区西新宿2丁目3-1 新宿モノリス28階
代表者 代表取締役社長CEO 金沢 大輝
設立 2022年10月
資本金 1億円
従業員数 462名(2026年9月時点)
事業内容 AIインテグレーション事業
Web https://adixi.co.jp/
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:資金調達
- 関連組織:ADiXi / アディクシィ / 三菱UFJキャピタル