「ヘルスケアをふつうに、あたりまえに」をビジョンに掲げるウィルベース株式会社は、ドラッグストアなどOTC(市販薬)販売事業者向け接客支援ツール「Dカウンセラー」に、2026年5月施行の改正薬機法に対応した「指定濫用防止医薬品」の接客を支援する機能を追加し、2026年5月1日より提供を開始しました。
「指定濫用防止医薬品」に関して、改正薬機法では、18歳未満への氏名・年齢確認や多量・頻回購入時の理由確認などが販売事業者へ義務化されました。本機能は、これら一連の確認プロセスをタブレット画面上でガイドし、応対ログを自動保存することで、法令に準拠した適正販売を効率的に実現します。
機能追加の背景:深刻化するオーバードーズ問題と2026年5月の法改正
近年、若年層を中心としたOTC(市販薬)の濫用(オーバードーズ)が深刻な社会問題となっています。これを受け、2026年5月施行の改正薬機法では「指定濫用防止医薬品」の販売ルールが厳格化され、現場の薬剤師・登録販売者には、対面等の方法で以下の対応が義務付けられます。
- 18歳未満の購入者に対する氏名および年齢の確認 - 多量・頻回購入時の理由確認 - 薬剤師・登録販売者による個別判断と、適切な情報提供の実施
OTC販売事業者にとって、これらのオペレーションを全店で徹底させることが必要となり、さらに「組織として法令を遵守し、実効性のある応対を行ったこと」を記録として残すことが望まれています。
新機能の詳細:法的義務の遂行と証跡保存の自動化
「Dカウンセラー」の新機能では、法改正で求められる一連の確認プロセスをシステム上でガイドし、以下の3点を実現します。
- 対面確認のステップ化 年齢確認、および多量・頻回購入時の理由確認を、画面上の2ステップで表示します。聞き漏れを防ぎ、経験の浅いスタッフでも法令に準拠した接客を確実に行えるようナビゲートします。
- 確認プロセスの証跡化(ログの保存) 薬剤師・登録販売者がヒアリングした内容に基づき、確認したことをログとして保存します。ヒアリングに留まらず、法令が求める「専門家として適切な確認」を確実に行った証跡を残すことで、適正販売を最大限確保します。
- 紙ベース運用からの脱却と均質化 購入希望者への紙フリップの提示等による運用をデジタル化し、最新の法令に準拠したデジタルオペレーションを全店舗で実現します。
「Dカウンセラー」が実現する適正販売と販売促進の両立
これまでもDカウンセラーは、導入したドラッグストアA社の例にみられるように、OTC販売事業者の適正販売と販売促進を実現しています。
- 適正販売: A社では、受診勧奨や症状等のヒアリング、商品の具体的説明の実施率100%近くを実現しています。 - 販売促進: A社では、90%の高確度で推奨品を紹介するとともに、推奨品の販売成功率70%を実現しています。
今回の新機能は、薬機法改正にスピーディに追随するもので、Dカウンセラーの適正販売のための機能をさらにブラッシュアップするものとなります。
今後の展望:法令遵守の対応を「接客の質」向上へ繋げる
「Dカウンセラー」の導入により、OTC販売事業者は法令遵守を徹底しつつヘルスケア事業者としてのゲートキーパー機能を果たし、「顧客に寄り添う接客」を効率的かつ高い次元で実現します。
当社は今後もOTC販売事業者のニーズに迅速に応え、社会課題の解決と、地域社会からも信頼されるヘルスケア・インフラの構築をおこない、オーバードーズ等の社会問題を解決しつつ「ヘルスケアをふつうに、あたりまえに」のビジョン実現を果たしていきます。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:新製品
- 製品・サービス:Dカウンセラー