10名30分インタビューしました。

近年、多重債務者の急増がたびたび報道される中、金融情報メディア「Sustainable Finance Lab」(運営:エレビスタ株式会社)は、クレジットカード滞納・消費者金融借り入れ・債務整理を経験した男女10名に個別インタビュー調査を実施しました(2026年5月6日14日)。

調査の結果、10名中ほぼ全員が発覚当初は誰にも相談できずに借金をしていました。また、調べても解決策にたどり着けない、ネガティブ情報の先行であることが借金を長期化させている要因であることが分かりました。 金銭的な危機に直面した際、複数の解決策があることを把握していないことは大きな問題点です。急なピンチゆえにパニックに陥り、どのような選択肢があるか瞬時に判断できなかったり、知識不足から不適切な手段を選んでしまったりするケースも多々見られます。以下に、お金がピンチの時に検討すべき状況別の選択肢を一覧で示します。

この記事を読めば、もしあなたがお金がピンチの時どうすればいいか迷うことはなくなります。

◾️調査概要

調査名: 借金経験者10名へのインタビュー調査 調査対象: クレジットカード滞納・消費者金融借り入れ・債務整理の経験がある18歳以上の男女 ヒアリング内容: 年齢・職業、借金の経緯、利用したサービス、相談相手、その後の対処、困ったこと、過去の自分や同じ状況の人へのアドバイス 対象人数: 10名(男性6名・女性4名) 対象年代: 20代〜40代 実施時期: 2026年5月6日〜5月14日 調査方法: 1対1オンライン個別インタビュー(各30〜45分) 調査・執筆: Sustainable Finance Lab(エレビスタ株式会社)

◼️インタビュー対象者の情報

(対象者リストは省略)

借金体験者の実態とその詳細を見ていきましょう。

実態① 借金の問題を誰かに打ち明けることは、想像以上に難しい。

今回インタビューした10名の言葉から見えてきたのは、「相談したら何かが壊れる気がして、できなかった」という感覚でした。借金をしている自分へのプライド、「心配させたくない」という相手への配慮。これらが複雑な問題となっていました。 C・Yさん(31歳・IT系会社員)は、「お金に関わる話なので、誰にも相談できないと言いますか……隠して死ぬまで持っていこうと思っていた時期もありました」と語ります。 Y・Hさん(30歳・経理職)さんは、「自分の投稿を知り合いが見て、借金をしていることが周りにバレるのが怖かった」と、SNSでの相談も躊躇していました。 SNSへの書き込みすら踏み切れないほど、「周りに知られたくない」という思いが強いことがわかります。 一方で、実際に家族やパートナーへ打ち明けた人たちからは、「想定外に穏やかだった」という声も聞かれました。Y・Rさん(24歳・専業主婦)は、夫に告白した際の反応が予想外だったと話します。打ち明けた人たちに共通していたのは、「最悪の反応」は実際には起きなかったという驚きでした。

実態②「相談したら終わり」ではなく「相談してから始まった」——専門家に頼った人たちが共通して話していたこと

債務整理という言葉には、「人生が終わる」というネガティブなイメージがつきまといます。しかし実際に専門家へ相談した人たちの言葉は、そのイメージとは大きくかけ離れていました。 O・Kさん(32歳・薬品メーカー)は、「ブラックリストに入るといったネガティブな情報しか知らなかった。後々楽になるというプラスの情報があれば、もっと早く動けた」と振り返ります。情報の偏りが判断を歪めていたのです。 実際に相談したことで、どうすればいいか明確になったという回答が多く、弁護士に依頼したI・Kさん(34歳・製造業)は、「月の返済が5万円近くから4万円弱まで減り、プロが交渉してくれる安心感があった」と語ります。 専門家に相談した人々は、「債務整理をしても今までと変わらない日常を送れている」「専門家への相談は早ければ早いほどいい」と口を揃えます。N・Yさん(30代・派遣事務職)は、電話と電子決済だけで手続きが完了したと話し、相談のハードルが下がっている現状も明らかになりました。

実態③「延滞 どうなる」——借金に直面した人が最初に検索する言葉

返済が苦しくなった時、多くの人が検索エンジンに頼りますが、「延滞 どうなる」といったキーワードでは、「任意整理」などの具体的な解決策にたどり着くのは困難です。知らない言葉は検索できないため、解決への道が閉ざされてしまいます。 さらに、解決策のキーワードにたどり着いても、表示されるのは広告ばかりで中立的な情報が得にくい、という問題も指摘されました。Y・Hさん(30歳・経理職)は、「中立的な立場で選択肢を書いてくれるサイトがあれば」と情報収集の難しさを語ります。 一方で、「Yahoo!知恵袋」のような同じ状況の人の体験談が、孤独な中での唯一の手がかりになっていたという声もありました。

実態④「複数の要因が重なって」借金が急増した人が多い

結婚や出産、転職といったライフイベントが短期間に重なったことが、借金の大きなきっかけとなっていました。一時的な出費増に収入が追いつかず、気づいた時には支払い選択肢が大幅に減っているというケースが多く見られました。 C・Yさん(31歳・IT系会社員)は、転職期間中の育児費用などが重なり、「生活を支えるための費用でパンクしてしまった」と話します。N・Yさん(30代・派遣事務職)も育休中に支出が増え、カードが強制解約される事態に陥りました。

実態⑤クレジットカードのリボ払いは借金返済の解決策にならない

経験者の多くは、「毎月の支払いを抑えられる」という目先の理由でリボ払いを選んでいますが、全員が「元金の減りにくさを当時は全く認識していなかった」と振り返ります。「毎月払っているのに元金が減らない」というリボ払いの仕組みは、借金を雪だるま式に増やす選択肢であり、絶対に避けるべきだと経験者は口を揃えます。

◾️借金解決のボトルネック

本調査では、借金問題の解決を長期化させる構造的要因として、「誰にも言えない」「調べても解決策にたどり着けない」「ネガティブ情報の先行」という3つの連鎖が明らかになりました。これらの壁が複合的に作用し、当事者を一人で抱え込ませ、解決を遅らせています。

◾️今の自分に合う選択肢を知る

この課題に応えるため、当サイトでは10名のインタビュー調査から導き出した7つの質問に答えるだけで、現在の状況に適した選択肢と相談先がわかる無料診断ツールを公開しています。 【診断ツールURL】https://spaceshipearth.jp/finance/shindan/

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査レポート
  • 関連組織:エレビスタ株式会社 / Sustainable Finance Lab