ニモウサク株式会社は、新潟市内で収穫された「資源米(非食米)」と「籾殻」を使用した新しいバイオマス素材ブランド「Nikome Material(ニコメ マテリアル)」をリリースしました。

Nikomeは、原料となる「お米」と「籾殻」の配合比率を変えることで、まるで精米歩合の違いのようなテクスチャのバリエーションを持つバイオマス素材です。新潟市内で育てられた原料のみを使用し、食材のように「原料の作り手の顔が見える」という関係性をマテリアルの領域においても追求しています。

ブランド名には、「お米の、もうひとつ(2こめ)の選択肢」という意味を込めました。

本素材の可能性を追求する拠点として「Nikome Material Lab.(ニコメ マテリアル ラボ)」を、新潟市内の拠点「米草堂(こめそうどう)」内にオープン。ラボでは、本素材を使用した板材・プロダクトのサンプルに触れることができます。

Nikome Materialは3つの特徴を持っています。第一に、原料の作り手の「顔が見える」国産バイオマスプラスチックであること。新潟市内で栽培された「資源米」と、米作りの副産物として生じる「籾殻」を原料とし、高いトレーサビリティを誇ります。第二に、五感で感じる自然の表情。米・籾殻由来の粒子や濃淡がそのまま現れ、ほのかにお米の香りも感じられます。第三に、石油由来プラスチックを最大60%削減し、CO2も削減すること。ベース樹脂(PP)にお米と籾殻を配合し、環境負荷の低減に貢献します。

原料の「資源米」は、複雑な管理を必要としない工業用の品種で、高齢の農家や条件の不利な農地でも無理なく稲作を続けられます。これは新潟でも課題となっている休耕田や耕作放棄地の増加を防ぎ、豊かな土壌を未来につなぐことに役立ちます。

素材のラインナップは、お米と籾殻の配合バランスにより3つのカラーバリエーションを展開します。「HAKU(白米)」は白米のみを51%配合。「5-BU(五分づき)」はお米と籾殻をバランスよく配合。「GEN(玄米)」は籾殻を多く配合し、繊維や粒感を際立たせています。

新潟市内の複合拠点「米草堂」の2階には「Nikome Material Lab.」がオープンし、素材のサンプルに触れ、新たな可能性を探求する場として機能します。

提供プロダクトとしては、建築家やデザイナー向けに内装用プラスチックタイルや、射出成形が可能な原料樹脂(ペレット)を使用したコラボ商品開発などを予定しています。また、農家と連携し、原料の米作りから始めるコラボレーションも計画されています。

さらに、2026年6月12日に東京ビッグサイトで開催される「インテリア ライフスタイル 2026」への出展も決定しており、タイルサンプルやプロトタイプを展示します。

Nikomeは、素材の技術だけでなく、「愛着」という視点を大切にしています。作り手の顔が見えることで製品への愛着を育み、大量廃棄という問題の根本的な解決を目指します。この取り組みは、ニモウサク株式会社、株式会社バイオマスレジンマーケティング、株式会社コネルの3社連携により推進されます。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:新製品
  • 関連組織:株式会社バイオマスレジンマーケティング / 株式会社コネル
  • 製品・サービス:Nikome Material / 内装用プラスチックタイル