ドイツの特殊化学品メーカーのランクセス(LANXESS)は、選択性樹脂の「レバチット®(Lewatit®)MDS TP 108」を用いて、短鎖および超短鎖PFAS(ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)を含む汚染水中のPFAS除去に向けたソリューションを提供している。オランダ・ドルトレヒトのケマーズ・ネザーランズB.V.で実施された実証試験で、本樹脂は工場規模においても廃水からすべての有機フッ素化合物の99.9%超を除去できることが確認された。
炭素数2~7の短鎖および超短鎖PFASは活性炭への吸着性が低く、一般的なイオン交換樹脂では結合しにくい課題がある。ランクセスは2024年に、従来比で直径が約3分の1の「レバチット MDS TP 108」を開発した。これにより、イオン交換容量の向上、寿命の長期化、高流速下での性能維持が可能となった。
ケマーズでは、逆浸透、活性炭フィルター、および「レバチット MDS TP 108」による3段階浄化プロセスを採用。3塔シリーズ運転(一次フィルター1基、ポリッシングフィルター2基)を用いて、短鎖PFASを除去する。本プラントは2025年半ばから定常運転されており、厳格な規制要件を満たしながら排出を低減している。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:ニュース
- 関連組織:ランクセス / ケマーズ・ネザーランズ / Logisticon Water Treatment
- 原文内の日付:2025年半ば
- 製品・サービス:レバチット MDS TP 108