◼️1995年から続く文化を、次の時代へ。
〜四半世紀にわたり育まれた館山のフラメンコ文化が、新たな未来へ歩み始めます〜
一般社団法人日本フラメンコ協会は、公益財団法人千葉県文化振興財団との連携により、文化庁文化芸術振興費補助金「劇場・音楽堂と芸術団体との連携による地域活動基盤形成支援事業」の採択を受け、2026年度(令和8年度)から3年間にわたる「南総フラメンコ文化基盤形成事業」を始動します。
そのキックオフイベントとして、2026年8月6日(木)から10日(月)までの5日間、「館山フラメンコフェスティバル2026」を千葉県南総文化ホールを中心に開催します。
南総・館山では1995年より、「全国大学フラメンコフェスティバル」の開催をきっかけに、市民・学生・プロが交流する独自のフラメンコ文化が育まれてきました。温暖な気候や海、花など南欧を思わせる風土を生かしたまちづくりを進めてきた館山市と、同年に設立された全国学生フラメンコ連盟(FLESPON)が連携し、館山商工会議所青年部(YEG)や市民も加わりながら、その歩みは四半世紀にわたって受け継がれてきました。
全国学生フラメンコ連盟(FLESPON)館山市マスコットキャラクター「ダッペエ」との競演
しかし、2019年の房総半島台風、そして新型コロナウイルス感染症の影響を受け、行政主導で開催されてきたフェスティバルは一度幕を閉じます。
それでも文化の灯は消えませんでした。
全国学生フラメンコ連盟(FLESPON)と館山商工会議所青年部(YEG)が手を携え、日本フラメンコ協会(ANIF)がその活動を支えることで、民間の力によって交流と文化は受け継がれてきたのです。
その5年間の歩みを礎に、このたび日本フラメンコ協会が主体となり、公益財団法人千葉県文化振興財団および千葉県南総文化ホールと連携する新たな文化プロジェクトとして、「館山フラメンコフェスティバル」は再び歩み始めます。
◼️「再開」ではなく、「再起動」
千葉県南総文化ホール(館山市)
本事業が目指すのは、かつてのフェスティバルを復活させることではありません。
四半世紀にわたり育まれた文化を受け継ぎながら、劇場、芸術団体、地域、市民、行政、教育機関が連携し、公演だけで終わらない持続可能な文化基盤を築くことです。
舞台公演に加え、普及巡回事業、ワークショップ、地域交流、映像創発事業などを展開し、館山を拠点に新たな文化の循環を生み出します。将来的には、地域全体が文化の舞台となる国際的な滞在型フェスティバルの実現を視野に入れています。
オープニング・ガラ 特別ギター公演
◼️「フラメンコとスペイン音楽の現在」
フェスティバルの幕開けとなる8月6日のオープニング・ガラでは、生誕150周年を迎えるスペインの大作曲家マヌエル・デ・ファリャを軸とした特別プログラムを上演します。
出演は、世界最高峰のフラメンコ・ギタリスト カニサレス、日本を代表するクラシック・ギタリスト 鈴木大介、そして日本のフラメンコ・ギター界を牽引する 沖仁。
第1部では、《七つのスペイン民謡》《はかなき人生》《三角帽子》《恋は魔術師》など、ファリャの名作を中心に構成。第2部では、カニサレス、沖仁それぞれの代表曲を交え、この3人だからこそ実現できる共演をお届けします。世界最高峰、日本最高峰、それぞれ異なるフィールドで第一線を歩む3人が、「スペイン音楽の現在」をテーマに、ジャンルを超えた音楽の対話を描き出します。
なお、本公演は令和8年度文化庁「劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」の対象公演として実施し、子どもたちへ優れた舞台芸術に触れる機会も提供します。
◼️世代を超えてつくる、グランド・フェスティバル
8月10日に開催するグランド・フェスティバルでは、全国学生フラメンコ連盟(FLESPON)加盟大学の学生約50名、日本フラメンコ協会所属プロフェッショナル約15名、市民参加者が一堂に会し、学生・市民・プロが世代や立場を超えて一つの舞台を創り上げます。25年間受け継がれてきた「館山らしいフラメンコ文化」を象徴する、新たな出発点となるフィナーレです。
2024年1月、千葉県南総文化ホールで上演されたANIF「フラメンコのちから」フィナーレグランド・フェスティバルのフィナーレが、新たな出発点となる
◼️3年後に目指すもの
本プロジェクトが見据えるのは、スペイン・セビリアで隔年開催される「ビエナル・デ・フラメンコ」や、毎年開催される「フェスティバル・デ・ヘレス」のように、国内外から多くの人々が訪れ、地域全体に文化が息づく滞在型国際フェスティバルです。
また、日本ならではの特色として、フラメンコを核に、スペインの食文化やワイン、ビール、地域観光などとも連携し、ジャンルや世代を越えて誰もが参加できる、開かれた文化交流の場を目指します。
◼️コメント
石井秀樹(公益財団法人千葉県文化振興財団・千葉県南総文化ホール 館長)
劇場は舞台芸術を上演するだけでなく、地域の文化を育み、人と人をつなぐ拠点であるべきだと考えています。25年にわたり館山で育まれてきたフラメンコ文化を、日本フラメンコ協会の皆様とともに未来へつないでいけることを、大変嬉しく思います。本事業を通じて、館山から新たな文化の循環が生まれることを期待しています。
瀬戸雅美(一般社団法人日本フラメンコ協会 事業企画担当理事・事務局長)
私たちが目指しているのは、一度きりの大きなイベントではありません。フラメンコという芸術のまわりに、人が集い、学び、表現し、また帰って来たくなる場所を育てることです。劇場と地域、学生、市民、アーティストがゆるやかにつながり、館山に文化が根付いていく。その第一歩が、このフェスティバルであり、この3年間のプロジェクトです。
◼️開催概要
事業名 南総フラメンコ文化基盤形成事業
キックオフイベント 館山フラメンコフェスティバル2026
会期 2026年8月6日(木)~10日(月)
会場 千葉県南総文化ホール ほか
出演(日本フラメンコ協会理事・50音順) 有田圭輔/石塚隆充/伊集院史朗/今田央/鍵田真由美/片桐勝彦/川島桂子/小林伴子/佐藤浩希/鈴木英夫/鈴木眞澄/曽我辺靖子/手塚真智子/堀江朋子/渡邊薫
主催 一般社団法人日本フラメンコ協会
連携(合同主催) 公益財団法人千葉県文化振興財団
助成(事業全体) 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂と芸術団体との連携による地域活動基盤形成支援事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会
助成(8月6日公演) 令和8年度 文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業
◼️開催予定のスケジュール
・8月6日 (木)
オープニング・ガラ 特別ギター公演 「フラメンコとスペイン音楽の現在」 カニサレス × 鈴木大介 × 沖仁
ゲスト出演:佐藤浩希(バイレ)石塚隆充(パルマ)伊集院史朗(パルマ)
会場:千葉県南総文化センター 小ホール
時間:開演18:00 (開場17:
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:イベント
- 関連組織:一般社団法人日本フラメンコ協会 / 千葉県南総文化ホール / 全国学生フラメンコ連盟(FLESPON)
- 製品・サービス:南総フラメンコ文化基盤形成事業 / 館山フラメンコフェスティバル2026