一般社団法人SuFIA(所在地:東京都世田谷区、代表理事:宮地秀敏、以下「SuFIA」)は、「社会的OJTと柔軟就労で女性のキャリアを継続させる政策提言レポート」を取りまとめ、このたび公表いたしました。 背景 近年、日本では女性活躍推進の取り組みを背景に女性の就業率は着実に上昇していますが、結婚・出産などのライフイベントを契機とした離職後、正規雇用への復帰が難しい状況はいまだ解消されていません。また、女性管理職比率も十分に伸びておらず、キャリア継続の観点では依然として多くの課題が残されています。 さらに、リモートワークなど柔軟な働き方へのニーズは高まる一方で、現実にはフルリモートの正社員求人は限られており、多くの女性が業務委託やフリーランスなど不安定な働き方を選択せざるを得ない状況にあります。加えて、リスキリング後に実務経験へと接続する機会が不足し「空白期間」が生じることや、リモート環境における育成・マネジメントの難しさ、コミュニケーションの希薄化といった新たな課題も顕在化しています。 こうした状況を踏まえ、本レポートでは「女性の働く意欲」と「受け皿となる社会的仕組み」のギャップに着目し、キャリア継続を社会全体で支える政策の必要性を提起しています。 提言のポイント ※政策提言書の全文は、こちらをご覧ください。 本提言は、「社会的OJT(社会全体で人材を育成する仕組み)」と「柔軟就労の定着」を軸に、女性がライフイベント後もキャリアを中断せずに働き続けられる社会の実現を目指すものです。 主な提言内容は以下の5点です。 1.社会的OJT基盤の構築 初心者やキャリア中断後の再就労者が、段階的に実務経験を積める「中間的な就労の場」を整備する。また、育成コストを企業単独ではなく社会全体で分担する仕組みを構築する。 2.リモートマネジメント人材の育成 遠隔環境においても適切な育成・支援が行えるよう、管理職向けの研修制度化や専門人材の配置支援を推進する。 3.コミュニケーション支援の強化 ガイドライン整備、対面機会の確保、メンター制度やピアサポートの導入により、リモート環境下での孤立や連携不足の解消を図る。 4.柔軟就労者の雇用安定化 フリーランスから正社員への移行支援や、社会保険・所得補償などセーフティネットの強化により、働き方の安定性向上を図る。 5.適材適所の推進 リモートワークの適性に応じた配置や段階的な移行支援により、一人ひとりに適した働き方の実現を推進する。 ※本提言は、富士通株式会社が社会課題に取り組むNPO/NGO法人に向けて実施する助成プログラム「富士通NPO/NGOパートナーシッププログラム」を活用して実施した取り組み(マインドセット研修やキャリアカウンセリング)を通じて得られた知見をもとに作成しています。 ※本提言のサマリー動画は、AI技術を活用した動画自動生成プラットフォームを提供するArthur Brief社のアプリケーションを使用して制作しています。 今後の展望 SuFIAは、本提言の実現に向けて、企業・行政・教育機関など多様なステークホルダーとの連携を強化し、社会全体での取り組みを推進してまいります。 女性のキャリア継続は、個人の問題にとどまらず、日本社会の持続可能性や人手不足解消にも直結する重要なテーマです。 SuFIAは引き続き、誰もが自分らしいキャリアを築ける社会の実現に貢献してまいります。 SuFIAについて SuFIAは、 “すべての人の経済的自立を支援する(Supporting the Financial Independence of All)” というミッションのもと、「支え合う社会—すべての人が自分らしく働き、社会とつながり続けられるエコシステム—」の実現を目指しています。 IT×リモートワークを活用した新しい働き方の普及を通じて、多様な事情を持つ人々が自身に合った就労を選択できる環境を整え、就労機会の創出とキャリア形成の支援に取り組んでいます。 【団体概要】 法人名 :一般社団法人SuFIA(スフィア) 所在地 :〒155-0033 東京都世田谷区代田2-36-15 代表者 :宮地 秀敏(代表理事) 設立 :2024年3月8日(国際女性の日) URL :https://sufia.or.jp/ 【お問い合わせ先】 一般社団法人SuFIA(スフィア) E-Mail :[email protected] 問合せフォーム :https://sufia.or.jp/contact

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:政策提言
  • 製品・サービス:社会的OJTと柔軟就労で女性のキャリアを継続させる政策提言レポート