開催概要

『Asian Film Joint 2026 私たちは覚えている』

会期:2026年7月15日(水)ー25日(土) *7/21(火)、22(水)は休映 *7/11(土)、12(日)にプレイベント

会場:福岡市総合図書館 映像ホール・シネラ(福岡市早良区百道浜3-7-1) 料金:(一般)1,400円 (学生および各種割引)700円

主催:三声舎 共催:福岡市総合図書館映像ホール・シネラ実行委員会 助成:国際交流基金

Asian Film Joint とは

Asian Film Joint は、福岡とアジアのあいだで育まれてきた映画資産を活用し、新たな交流や協働を創り出すアジア映画の上映・交流プロジェクト。2021年より活動を開始。

これまで福岡の街が「アジアフォーカス・福岡国際映画祭(1991~2020年で終了)」や「福岡市フィルムアーカイヴ(1996年〜)」など、30年以上の活動を通じてアジアと育んできた多様な映画資産(アジア各国の映画人とのネットワーク、福岡市総合図書館フィルムアーカイヴ収蔵のアジア名作フィルム群やその活動など)を今後も活用し、このまちとアジアが積み上げてきた映画・文化の歴史に新たな場面を加え、未来へ繋げることを目的とする。

Asian Film Joint 2026 私たちは覚えている(7/15水ー7/25土)

アジア映画の新・旧作で構成する全15作品のメインプログラム。「私たちは覚えている」をテーマに、日本初上映4本、九州初上映5本を含む長・短編に加え、福岡市フィルムアーカイヴの収蔵作品からも2本を上映。(以下、日付横の※の上映回にはアフタートークや特別講座を併催予定)

### 7/15(水)19:00※ オープニング上映+トーク『みんなで見たいアジア映画』

Asian Film Joint 2026のオープニングでは、皆さんから事前にSNSやラジオ経由で「みんなで見たいアジア映画」をテーマに作品のご推薦をいただき、その中から1本の作品を選出して上映。上映作品は6月下旬に発表予定。当日は上映に加えゲストもお招きしてのトークイベントもお届けする予定です。 ご推薦作品はメッセージも添えて、以下Asian Film Joint公式のいずれかまでお寄せください。作品は何本ご推薦いただいても結構です。〜6/14(日)まで。たくさんのご参加をお待ちしております。 (フォーム) https://forms.gle/BG5DqY2D5X2XLh3F8 (メール) [email protected] まで (SNS) Asian Film Joint 公式Instagram か 公式X へのDMやコメント にて

### 7/18(土)11:00※、7/24(金)14:00 『ナラティブ』 Narrative 〈日本初上映〉

監督:アノーチャ・スウィチャーゴーンポン 音楽:石橋英子

(2025/タイ、韓国、日本/49分/日本語・英語字幕付き)

©︎Yoko Kusano

2010年バンコク市街地で、政府軍がデモ参加者たちに発砲した虐殺事件。本作はその15年後、監督の次作『フィクション』に向けた調査と被害者家族たちと行ったワークショップ風景を織り交ぜ、ドキュメンタリーの証言と想像力による再構築が交錯する空間を作り出し、観客に公式の“ナラティブ(物語)”への問いを投げかける。

### 7/17(金)19:00※、7/24(金)14:00 『ローカル・センセーションズ』 Local Sensations 〈日本初上映〉

監督:トゥンラポップ・セーンジャルーン

(2026/タイ/25分/日本語・英語字幕付き)

建築史家チャートリー・プラキットノンタカーンのエッセイ「聖域化されないための現代モニュメントの設計法」を着想源としたエッセイフィルム。タイ社会における寺院やモニュメント(記念碑)に忍ばされた“神聖化”と追憶の力学を、劇中に登場する様々なイメージと反響させながら考察を深める。

### 7/19(日)11:00※ 『ユースフル・ゴースト』 A Useful Ghost 〈九州初上映〉

監督:ラッチャプーム・ブンバンチャーチョーク

(2025/タイ、フランス、シンガポール、ドイツ/130分/日本語字幕付き)

粉じん公害が深刻化するタイ・バンコク。最愛の妻を呼吸器疾患で亡くしたマーチのもとに、妻の魂を宿した掃除機が現れる。かたやマーチの家族が経営する⼯場では死亡した従業員の霊が機械に取り憑き、操業停⽌に追い込まれていた。社会から存在を拒絶された掃除機の妻は自らを“役に⽴つ幽霊”だと証明するために工場の除霊に協力するが——。(配給・宣伝:SUNDAE)

### 7/18(土)14:00、7/24(金)11:00 『ゴールデン・スランバーズ』 Golden Slumbers 〈九州初上映〉

監督:ダヴィ・シュー

(2011/フランス、カンボジア/96分/日本語・英語字幕付き)

1960年代に隆盛を極めたカンボジアの国産映画は1975年クメール・ルージュによる国民の大量虐殺で壊滅的な打撃を受けた。本作は当時の生存者たちの証言や現代のプノンペンに残る映画の痕跡を辿り、人々にとって映画とはいかなる存在か、そして現代へどのように受継がれ得るかを探る。(字幕協力:東京国際映画祭)

### 7/19(日)15:00※、7/23(木)14:00 『ピポリピナス共和国』 Republic of Pipolipinas〈日本初上映〉

監督:レネイ・ディムラ

(2025/フィリピン/105分/日本語・英語字幕付き)

政府から突然の立退を命ぜられ、コラは家族代々守ってきた農地と家を奪われかける。彼女は自らフィリピン国籍を捨てマイクロネーション(独立国家)の建国を宣言し、やがてその信念に同調した仲間も集まり始めるが——。擬似ドキュメンタリー形式で、国家の基盤を成すものとは何かを問う。

### 7/16(木)19:00※、7/23(木)17:00 『何も知らない夜』 A Night of Knowing Nothing

監督:パヤル・カパーリヤー

(2021/フランス、インド/104分/日本語字幕付き)

©Petit Chaos – 2021

映画大学の学生寮の片隅で発見された、学生Lが綴ったラブレター。映画はドキュメンタリーとフィクションを織り交ぜ、悲恋の背後に横たわるインド社会の問題や2016年に実際に起きた学生運動の弾圧事件などを描き出し、厳しい現実の暗闇に射す希望を模索する。(協力:セテラ・インターナショナル)

### 7/18(土)17:00※、7/24(金)17:00 『公園』 Park〈九州初上映〉

監督:蘇育賢(スー・ユーシェン)

(2024/台湾/101分/日本語・英語字幕付き)

二人のインドネシア人詩人が、日が暮れた台南公園で他愛のない会話を重ね、同郷の移民たちについての詩を読み上げる。やがて警備員の小屋を収録ブースに見立て、彼らは架空のラジオ番組を始める。故郷を離れた者たちの声とその記憶が夜の公園に綻ぶ。排他性を強める世界で、公共の意味とは何か

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:イベント
  • 関連組織:福岡市総合図書館映像ホール・シネラ実行委員会 / SUNDAE / セテラ・インターナショナル
  • 製品・サービス:Asian Film Joint 2026 / トークイベント