2026(令和8)年 7月 17日 国立大学法人岡山大学

国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)学術研究院環境生命自然科学学域の西村伸一教授が、2026年7月2日に岡山市消防局が実施した自然災害対応訓練に自然災害支援アドバイザーとして参加しました。

岡山市消防局は、大規模な地震や土砂災害等の自然災害が発生した際に、専門家から現場の安全確保や活動リスク等に関する助言を得ることで、安全、確実かつ迅速な消防活動につなげることを目的として、2026年4月に「自然災害支援アドバイザー制度」を導入しました。本学の西村教授は、地盤工学の専門家として同アドバイザーに選任されています。

今回の訓練は、同制度の導入後初めて実施されたもので、岡山市消防局の特別救助隊員らが参加し、大雨により土砂災害が発生し、要救助者が生き埋めになったとの想定で行われました。訓練において西村教授は、現場の地形や土砂の状況を踏まえ、救助隊員に対して安全な進入路の選定や避難経路の確保、二次災害の危険性などについて助言しました。

西村教授は、今後の災害対応について「土砂がどのように流れてくるか、また危険が残っている点などについて助言していきたい」と話しており、岡山市消防局からも、専門家と協議しながら活動することで、隊員の安全確保と要救助者の救助につながることへの期待が示されました。

本学は、文部科学省・JSPS「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」などを通じて、地域課題の解決に資する研究成果や専門的知見の社会実装を推進しています。今回の取り組みは、地盤工学の知見を災害現場における安全確保や救助活動に生かすものであり、本学が掲げる「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」としての取組にもつながるものです。今後も、自治体や関係機関との連携を通じて、地域の防災・減災力の向上と安全・安心な地域社会の実現に貢献してまいります。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:イベント
  • 製品・サービス:自然災害支援アドバイザー制度