帝国不動産株式会社は、2026年5月12日(火)に、「第4回不動産プランコンペ」を開催しました。本コンペは、不動産開発に関わる社員がプランニング力を磨き、不動産運用の最適解を多角的に考える力を高めることを目的とした社内イベントです。
第4回となる今回は、賃貸住宅の建築に加え、土地の分割や戸建て分譲用地としての販売を組み合わせた複合的な事業計画を課題に設定しました。こうした手法を組織として習熟させることで、多様な活用を前提とした事業判断を実務として定着させる体制づくりを進めています。
背景 不動産開発においては、土地の活用方法によって事業収益が大きく変わります。土地取得の局面では、同業他社や戸建て分譲事業者との競合により、小規模な土地は取得価格が高くなりやすい一方、一定規模以上の土地は取り組める事業者が限られ、競争が緩やかになるケースがあります。
一方で、大規模な土地を賃貸住宅のみで活用する場合、販売先が限られたり、建築条件への対応が複雑になったりすることで、収益性が伸びにくい場合があります。そのため、戸建て分譲用地としての売却などを組み合わせた複合的な収支設計が重要となります。
帝国不動産は、土地の保有や売却のタイミングを柔軟に選択できる体制を背景に、こうした複数の活用方法を前提とした事業判断を行っています。
本コンペは、土地区画の段階から収益性を見極める複合的な事業判断を組織として実践できる人材を育成し、企画力の底上げを図ることを目的としています。
内容 本コンペは、実際の不動産開発を想定した課題に対し、制限時間内で最適な事業計画を立案する実践型の社内イベントです。 これまでのコンペでは、主に一つの敷地に対して賃貸住宅を建築し、法令・条例への適合を前提に、戸数やレンタブル面積、貸出賃料の最大化を通じて収益性を競ってきました。
今回はその前提に加え、収益性を多面的に捉えるため、以下の観点を課題に設定しました。 - 土地の分割方法の検討 - 戸建て分譲用地としての販売 - 複数棟による段階的な開発
なお、間口や面積ごとの分譲用地単価はあらかじめ提示する形式とし、参加者が計画立案に集中できる設計としました。建物計画にとどまらず、土地区画の段階から収支を組み立てる点が従来との大きな違いであり、より実務に即した高度な事業判断が求められる内容となっています。
特徴 ・複合的な活用手法の習得:賃貸住宅と戸建て分譲用地への販売を組み合わせた事業計画を立案することで、土地活用を複数の視点から検討する力を養います。 ・収益性・資金回収・事業期間を統合した判断力:収益額だけでなく、資金回収のタイミングや事業期間も含めて評価することで、実務に即した総合的な判断力の向上を図ります。 ・検討対象の土地を広げる視野の獲得:従来は扱いが難しいとされていた大規模な土地についても、複合的な活用手法を前提に検討することで、仕入れの選択肢を広げます。 ・部門横断による実践的な意思決定プロセス:営業・設計・他部署による混成チームで検討を行い、異なる専門領域の視点を統合しながら、収益性と実現性を両立した事業計画を導き出します。
今後の展望 帝国不動産は、本コンペを通じて、社員一人ひとりのプランニング力と、複数の選択肢を比較検討し最適解を導き出す力を高めることで、用地取得における競争力の向上を図ります。土地の取得・保有・活用における多様な選択肢を実行できる体制を背景に、事業競争力のさらなる強化を目指します。
帝国不動産株式会社について 2026年5月、株式会社アーキテクト・ディベロッパーより社名変更。賃貸集合住宅の開発・管理を一社一貫体制で手掛けているのが特長です。データ駆動型の経営とファイナンスのプロ集団の専門知見を原動力に、価値を提供しています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:イベント
- 関連組織:株式会社アーキテクト・ディベロッパー
- 製品・サービス:不動産プランコンペ