日本仮設株式会社(本社:札幌市、代表取締役:菊原歩)は、ボルトを使用せず、バネ機構によりワンタッチで固定できる独自の保持技術を採用した「建築用KB目地ARタイプ」で、特許(特許第7795816号)を取得しました。

本技術は、施工工程の簡略化による作業時間の短縮と、施工品質の均一化を同時に実現するものであり、深刻化する建設現場の人手不足への対応に貢献します。

現在、建設業界では熟練技能者の減少に伴い、施工効率の低下や品質のばらつきが課題となっています。特に結束線締結などの細かな作業を伴う部材設置は、作業時間の増加や施工ミスの要因となっています。

当社はこれらの課題に対し、現場負担の軽減と確実な施工の両立を目的として、本技術の開発を進めてまいりました。

【技術概要】

今回特許を取得した「ワンタッチ固定構造」を使ったひび割れ誘発目地は、従来必要であった結束線固定やボルト締結作業を不要とし、バネ機構により差し込みのみで固定可能とする独自の保持機構です。これにより、経験の浅い作業者でも短時間で安定した施工が可能となります。

さらに、かぶり内に特殊ブチルゴムを用いた止水材の配置をシステム化するとともに、適切な断面欠損率を確保することで、誘発目地としての機能を確実に発揮します。

【主な特長】

- ボルト不要のワンタッチ固定: バネ機構により差し込むだけで強固に固定。施工時間を大幅に短縮。 - 人手不足への対応: 熟練度に依存しない施工が可能。 - 品質の向上と維持補修への貢献:施工ばらつきを抑制し、構造物の品質確保と将来的なメンテナンスコストの低減に寄与。 - 誘発目地機能を成立させる一体構造: 固定方法に加え、止水材配置及び断面欠損率の確保を一体化され、誘発目地としての性能を確実に発揮。

今回の特許取得を機に、国内建築工事への導入を加速させ、採用拡大を目指します。今後も「現場の声」を起点とした製品開発を通じて、施工の効率化と構造物の長寿命化に貢献してまいります。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:新製品
  • 製品・サービス:建築用KB目地ARタイプ