株式会社こむぎの(本社:東京都千代田区、代表取締役:笹山 直人、以下「当社」)は、このたび西武しんきんキャピタル様、ひびしんキャピタル様をはじめとする複数の事業会社・投資家を引受先とする第三者割当増資により、総額3.6億円の資金調達を完了したことをお知らせいたします。当社は本調達を機に、将来の株式上場(IPO)を見据えた経営基盤の強化と、グループブランドの成長を一層加速してまいります。
資金調達の概要
主要指標 — KEY FIGURES
・ 調達金額:総額3.6億円
・ 調達方法:第三者割当増資
・ 引受先(順不同):
・ 株式会社西武しんきんキャピタル 様
・ 株式会社ひびしんキャピタル 様
・ 株式会社ソリッドキャピタル 様
・ 株式会社ホワイトアンドストーン 様
・ 株式会社ファイアーキッズ 様
・ アインコンサルタント株式会社 様
・ 田中 渓 様
ほか6社・名
資金調達の背景
当社は、「食を通じて、顧客と従業員の夢を実現する」というビジョンのもと、革新的な飲食ブランドの開発とフランチャイズ展開、地域企業との連携、M&Aによる事業再生など、あらゆる角度から"食の可能性"を広げる食の総合プロデュース企業です。祖業であるベーカリーブランド「小麦の奴隷」で培った多店舗展開・フランチャイズ運営のノウハウを基盤に、現在は老舗ブランドの再生と新業態の全国展開という2つの成長軸を確立しています。
① 老舗博多うどん「うちだ屋」——"地域企業再生モデル"としてのリブランディングが本格進行
2025年3月、当社は福岡の老舗うどんチェーン・株式会社うちだ屋(本社:福岡市東区、代表取締役社長:大井 裕之)の発行済全株式を取得し、グループに迎えました。1977年に福岡市東区多々良で創業した「うちだ屋」は、昆布・かつお・いりこを合わせた天然だしと、ふんわりもちもちの自家製うどんを看板に、約半世紀にわたり地域の食卓を支えてきた"四大博多うどん"の一角です。
グループ参画後、当社は「地域ブランドの再興」を掲げたリブランディングプロジェクトを始動。2025年11月、創業の地である「うちだ屋 多々良店」を、タッチパネル注文・キャッシュレス決済の導入や席構成・メニューの刷新を伴う旗艦店としてリニューアルオープンしたのを皮切りに、九州各地で店舗のリニューアル・再出店を次々と実現しています。閉店店舗の再生やグループ内業態の「うちだ屋」ブランドへの転換を含め、「利用しやすさ」と「居心地の良さ」をテーマに現代のニーズへ対応した"新・うちだ屋"の店舗フォーマットが確立されつつあり、今後は九州での刷新をさらに進めるとともに、九州外への出店を見据えています。
② 厚切り牛たん専門店「牛たんの檸檬」——2026年4月グループ参画。インバウンドを追い風に全国へ
2026年4月には、希少部位「たん元」の超厚切り牛たんを高級備長炭で焼き上げる専門店「牛たんの檸檬」(株式会社牛たんの檸檬、代表取締役社長:原 数馬)が当社グループに参画しました。2018年に新宿で創業した同ブランドは、SNSと口コミで人気が拡大し、総本店には連日400人もの来客が訪れる行列店に成長。客数の半数以上をインバウンド(訪日外国人)が占める圧倒的な集客力を武器に、新宿・大阪難波・浅草・有楽町・秋葉原・京都、さらに海外初出店となる台北(台湾)へと国内外に出店を重ね、フランチャイズ展開を本格化しています。
③ 多彩なグループブランドが支える"食の総合プロデュース"力
当社グループは、上記2ブランドのほかにも、個性豊かな食ブランドを擁しています。
小麦の奴隷(ベーカリー):北海道大樹町発の"地方活性型エンタメパン屋"であり、当社の祖業。「カレーパングランプリ®」で金賞を連続受賞した看板商品「ザックザクカレーパン」を武器に、フランチャイズ方式で全国に展開。工場直送の冷凍生地により店舗運営を効率化する独自モデルは、当社の多店舗展開ノウハウの原点となっています。
菱田ベーカリー(ベーカリー):創業70年超の老舗パンメーカー。2024年に資本業務提携によりグループへ参画しました。こしあんぱんに羊羹をコーティングした昭和40年代からのロングセラー「羊羹ぱん」は高知県西部のソウルフードとして愛され続けており、「小麦の奴隷」の店舗網等を通じた全国展開を進めています。
だしともんじゃ(もんじゃ焼き):レストラン「sio」オーナーシェフ・鳥羽 周作氏との共同開発による、"本来の出汁で味わう、もんじゃ"がコンセプトの進化系もんじゃ専門店。店舗で丁寧にひく希少な羅臼昆布出汁を土台にした軽やかな味わいが特徴で、2025年7月に1号店「学芸大学店」をオープンしました。
沖縄そば くいな(沖縄そば):伝統と革新を融合させた"進化系沖縄そば"ブランド。卵白を練り込んだ独自のモチモチ食感の麺と、鶏・カツオ・豚骨をブレンドした贅沢な出汁が特徴で、沖縄を起点にフランチャイズ展開を進めています。
十割蕎麦 たもつ(蕎麦):2026年7月に横浜・港北みなもで1号店をオープンした新ブランド。細麺と中太麺を一杯で楽しめる独自の"乱切りスタイル"の十割蕎麦を、蕎麦粉調合の自動化など職人技を仕組み化したオペレーションで提供し、フランチャイズによる全国展開を開始しています。
僕とうどんとカツオだし(うどん):2019年に大阪・和泉で創業した行列のできるうどん店。圧力鍋で茹で上げるモチモチ食感の"大阪讃岐うどん"と、5種の削り節をブレンドした黄金出汁に加え、東京のミシュラン掲載店のシェフ直伝レシピによる名物「タレカツ」を看板に、うどん専門店の枠を超えた"うどん×とんかつ×ちょい呑み"の独自業態を確立しています。今後は当社のフランチャイズ展開・多店舗運営のノウハウを掛け合わせ、出店を加速してまいります。
"老舗の再生"と"新業態の創出"——性質の異なる複数のブランドを束ねるポートフォリオ経営体制が整った今、この成長機会を最大限に捉えるべく、本資金調達を実施いたしました。
今後の展望:地域に愛される味を、日本中の日常へ
当社が目指すのは、地域で育まれ、愛されてきた食ブランドを、当社のプロデュース力・運営ノウハウ・発信力で磨き上げ、日本中の日常に届けることです。
「うちだ屋」では、リブランディング済み店舗で確立したフォーマットを軸に、九州でのグループ店舗刷新と新規出店を加速するとともに、九州外への出店に挑戦してまいります。「牛たんの檸檬」では、直営・フランチャイズの両輪で国内主要都市および海外への出店を進め、インバウンド需要も取り込みながらブランドの確立を図ります。あわせて、上場企業に求められる水準の経営管理体制・ガバナンスの整備、本部機能の拡充、DXによる店舗運営の標準化・効率化を推進し、持続的な成長を支える企業基盤を構築してまいります。
チームには、100店舗超の飲食店を手がけてきた笹山 直人、上場飲食企業グローバルダイニングの取締役副社長を経て複数の著名飲食業態を開発してきた河村 征治、バイアウトファンド「日本創生投資」創業者の三戸 政和、実業家として数多くの事業を立ち上げ、飲食フランチャイズ展開でも実績を持つ堀江 貴文など、飲食・投資それぞれの領域のプロフェッショナルが名を連ねており、その知見とネットワークを結集し、"地域発ブランドの承継・再生・全国展開"という新しい外食企業モデルの確立に挑戦してまいります。
投資家コメント
西武しんきんキャピタル株式会社 代表取締役 宇佐美大典 様
こむぎの社は、小麦を軸とした飲食・食品事業を展開し、地域に根差したブランドの成長支援と事業承継を実現する独自の事業モデルを構築しています。西武しんきんキャピタルは、「うちだ屋」をはじめとするM&A戦略に加え、安定した調達基盤を有する「小麦」を中心とした事業ポートフォリオと、その全国展開の可能性を高く評価し、出資を決定いたしました。
全国各地の魅力あるブランドを次世代へつなぎながら、新たな成長機会を創出することで、地域経済の活性化と持続的な価値創出の実現を期待しています。今後も同社とともに、食を通じた新たな地域活性化モデルの創出に取り組んでまいります。
ひびしんキャピタル株式会社 代表取締役 小園英俊 様
株式会社こむぎの様は「小麦の奴隷」をはじめとする独自のブランドを全国へ展開するとともに、地域で長く愛されてきた飲食ブランド(「うちだ屋」等)の価値を高めることを通じて地域経済の活性化につながることを期待しています。また地域で長年愛されてきた飲食ブランドが全国に広がり飲食ブランドを通じて地域の価値を広げていく大きな可能性を感じています。地域金融機関であるVCとして同社の挑戦と成長を応援してまいります。
株式会社ソリッドキャピタル 代表取締役 中田純一 様
地域に根ざしたブランドを全国へ広げていく株式会社こむぎのの事業モデルに大きな可能性を感じ、今回出資させていただきました。
地方には、魅力ある商品や技術を持ちながら、その価値を十分に届けきれていない企業が数多くあります。
株式会社こむぎのが、食を通じて地域の魅力を全国へ発信し、新たな雇用や事業を生み出すことで、地方創生の新しいモデルをつくっていくことを期待しております。
株式会社ソリッドキャピタルとしても、その挑戦と成長に少しでも貢献できればと考えています。
株式会社ホワイトアンドストーン 代表取締役 白石徳生 様
地域に愛されてきた食ブランドの価値を次世代へつなぎ、全国へ広げていくという株式会社こむぎのの挑戦に共感し、このたび出資させていただきました。老舗の再生と新業態の創出を両輪で進める経営陣の実行力を信頼しており、うちだ屋や牛たんの檸檬をはじめとする各ブランドのさらなる成長を期待しています。一株主として、今後の歩みを応援してまいります。
株式会社ファイアーキッズ 代表取締役 佐藤和男 様
このたび、株主として出資させていただくとともに、新業態である「十割蕎麦
たもつ」の第一号店をお任せいただくことになりました。2026年7月にグランドオープンし、十割蕎麦ならではの美味しさや魅力を多くの方にお届けするため、こむぎの社と今二人三脚で歩み始めたところです。なぜヴィンテージ時計専門店が蕎麦屋を始めたのか。それは、業種は違っても「価値あるものを大切にし、その価値を未来につないでいきたい」という根底の想いが重なったからです。ヴィンテージ時計と同様、日本の食文化にも次世代へ残すべき価値があります。これからもこむぎの社とともに、十割蕎麦の素晴らしさと日本の価値ある食文化を未来へつないでいきたいと思っています。
代表コメント
株式会社こむぎの 代表取締役 笹山 直人
地方には、半世紀、一世紀と地域の人々に愛され続けてきた素晴らしい味が数多くあります。しかし後継者不足や経営環境の変化により、その多くが存続の岐路に立たされています。私たちはうちだ屋の再生を通じて、老舗の味に現代の運営ノウハウを掛け合わせれば、ブランドは必ずもう一度輝くことを証明しつつあります。一方で、牛たんの檸檬のように、国内外のお客様を惹きつける新しいブランドをゼロから育てる力も持っています。承継と創出、この両輪こそが当社の強みです。地域に愛されてきた味を次の時代へつなぎ、日本中の日常に届ける。この挑戦を、これからさらに加速させてまいります。
会社概要
株式会社こむぎの
・ 代表取締役:笹山 直人
・ 所在地:東京都千代田区九段北1-14-16
・ 事業内容:飲食ブランドの企画・運営・フランチャイズ展開
・ 公式サイト:https://komugino.jp/
株式会社うちだ屋
・ 代表取締役:大井 裕之
・ 所在地:福岡県福岡市東区八田1-5-38
・ 事業内容:うどんレストラン「うちだ屋」等の運営
・ 公式サイト:https://www.uchidaya.co.jp/
株式会社ボクダシ
・ 代表取締役:澤 義雄
・ 所在地:大阪府和泉市唐国町2-8-54
・ 事業内容:うどん業態「僕とうどんとカツオだし」の運営
・ 公式サイト:https://bokudashi.komugino.jp/
株式会社牛たんの檸檬
・ 代表取締役:原 数馬
・ 所在地:石川県金沢市森山1-2-1
・ 事業内容:厚切り牛たん炭火焼専門店「牛たんの檸檬」の運営
・ 公式サイト:https://www.gyutan-lemon.com/
株式会社ミウカンパニー
・ 代表取締役:今西 秀臣
・ 所在地:東京都渋谷区笹塚1-56-6
・ 事業内容:「牛たんの檸檬」直営店の運営
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社こむぎの 広報担当:橋本 真悠子
Eメール:info@komugino.jp
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:prtimes
- 関連組織:株式会社こむぎの / 西武しんきんキャピタル / ひびしんキャピタル