ワークフローシステムのリーディングカンパニーである株式会社エイトレッド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡本 康広 以下、エイトレッド)は、大企業(従業員数300名以上)のワークフロー運用担当者109名を対象に、【2026年版】大企業のワークフローシステム運用に関する課題調査を実施しましたので、お知らせいたします。

尚、本調査は2022年に発表した同内容の調査(※1)の定点観測調査です。

01|大企業のワークフロー運用担当者の約8割が、ワークフローシステム運用は「大変だ」と実感、2022年より7.4ポイントアップ

02|紙で残る社内申請・稟議、「かなりある」「ややある」を合わせて88.1%、前回調査から2.1ポイント減にとどまる

03|65.1%が、蓄積データのAI活用に「着手」、新たに「AI活用やデータ連携の基盤整備」が課題として2.4%登場

調査概要

主要指標 — KEY FIGURES

7.4ポイント
2022年から7.4ポイント増
88.1パーセント
紙で残る社内申請・稟議、「かなりある」「ややある」を合わせて88.1%
2.1ポイント
前回調査から2.1ポイント減にとどまる
65.1パーセント
65.1%が、蓄積データのAI活用に「着手」

調査名称:【2026年版】大企業のワークフローシステム運用に関する課題調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間:2026年7月8日〜7月9日

有効回答:大企業(従業員数300名以上)のワークフロー運用担当者109名

※1|大企業のワークフローシステム運用に関する課題調査:2022年10月14日〜同年10月15日| https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000050743.html

※2|構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

※3|一部設問は2026年版で選択肢を追加しています。詳細は各設問の注記をご参照ください。

約9割が電子化しきれず「紙で残る社内申請・稟議がある」ことが判明、2022年から2.1ポイント

「Q1. あなたのお勤め先では、現在運用しているワークフローシステムで電子化しきれずに、紙などで残っている社内申請・稟議がありますか。」と質問したところ、2026年(n=109)は「かなりある」が34.9%、「ややある」が53.2%2022年(n=112)は「かなりある」が34.8%、「ややある」が55.4%と回答しました。

Q1. あなたのお勤め先では、現在運用しているワークフローシステムで電子化しきれずに、紙などで残っている社内申請・稟議がありますか。

2026年(n=109)>

・かなりある:34.9%

・ややある:53.2%

・すべての申請・稟議を電子化できている:9.2%

・わからない:2.8%

2022年(n=112)>

・かなりある:34.8%

・ややある:55.4%

・すべての申請・稟議を電子化できている:7.1%

・わからない:2.7%

ワークフローシステム運用に「大変だと感じている」層は約8割、前回調査から7.4ポイントアップ

「Q2. あなたは、ワークフローシステムを運用する上で、大変だと感じることはありますか。」と質問したところ、2026年(n=109)は「非常にある」が19.3%、「ややある」が58.7%2022年(n=112)は「非常にある」が30.4%、「ややある」が40.2%と回答しました。

Q2. あなたは、ワークフローシステムを運用する上で、大変だと感じることはありますか。

2026年(n=109)>

・非常にある:19.3%

・ややある:58.7%

・あまりない:19.3%

・全くない:0.9%

・わからない/答えられない:1.8%

2022年(n=112)>

・非常にある:30.4%

・ややある:40.2%

・あまりない:23.2%

・全くない:5.4%

・わからない/答えられない:0.9%

課題第1位「組織改編や人事異動に応じたメンテナンス」、2022年から15.2ポイント増、新たに「AI活用やデータ連携の基盤整備」も2.4%で登場

「Q3. Q2で「非常にある」「ややある」と回答した方にお聞きします。あなたが、自社のワークフローシステムを運用する中で大変だと感じることについて、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」と質問したところ、2026年(n=85)は「組織改編や人事異動に応じたメンテナンスに時間と手間がかかる」が67.1%が、2022年(n=79)は「運用ルールや運用方法についての社内共有が大変」が67.1%で最多の結果になりました。

※本設問は2026年版で「ワークフローデータのAI活用やデータ連携の基盤整備が追いついていない」を選択肢に追加しています。2022年版には当該選択肢がないため、経年比較の際はご留意ください。

Q3. Q2で「非常にある」「ややある」と回答した方にお聞きします。あなたが、自社のワークフローシステムを運用する中で大変だと感じることについて、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)

2026年(n=85)>

・組織改編や人事異動に応じたメンテナンスに時間と手間がかかる:67.1%

・複雑な申請ルートの設定などに対応できない:37.6%

・運用ルールや運用方法についての社内共有が大変:34.1%

・操作性が悪く使い勝手が良くない:32.9%

・外部システムとの連携が満足にできない:31.8%

・運用が属人化している:21.2%

・閲覧等の権限設定が満足にできない:17.6%

・利用者からの問合せが多い:7.1%

・ワークフローデータのAI活用やデータ連携の基盤整備が追いついていない:2.4%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%

2022年(n=79)>

・運用ルールや運用方法についての社内共有が大変:67.1%

・組織改編や人事異動に応じたメンテナンスに時間と手間がかかる:51.9%

・外部システムとの連携が満足にできない:48.1%

・操作性が悪く使い勝手が良くない:43.0%

・複雑な申請ルートの設定などに対応できない:43.0%

・運用が属人化している:39.2%

・閲覧等の権限設定が満足にできない:25.3%

・利用者からの問合せが多い:21.5%

・その他:1.3%

・わからない/答えられない:1.3%

「異動後の改編にかなり時間がかかる」や「マニュアルが分かりづらい」などの声も

「Q4. Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q3で回答した以外に、あなたが、ワークフローシステムを運用する中で大変だと感じることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=85)と質問したところ、38件の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

・異動後の改編にかなり時間がかかる。

・マニュアルが分かりづらい。

・導入推進力。

・システム間の連携がないため、マニュアルで連携を行う必要がある。

・全てが大変。どこかに頼みたい。

・オンプレ機器との連携がうまくいかない場合がある。

・作成するのが難しい。

4割弱が、組織改編・人事異動に伴うメンテナンスに「1週間以上」かかっている実態、2022年からわずかに減少

「Q5. あなたのお勤め先では、組織改編や人事異動に伴うワークフローシステムのメンテナンスに関して、どれくらいの工数がかかっていますか。」と質問したところ、2026年(n=109)は「7日10日未満」が26.6%、「5日7日未満」が18.3%2022年(n=112)は「7日10日未満」が18.8%、「10日14日未満」が15.2%と回答しました。

Q5. あなたのお勤め先では、組織改編や人事異動に伴うワークフローシステムのメンテナンスに関して、どれくらいの工数がかかっていますか。

2026年(n=109)>

14日以上:4.6%

10日14日未満:8.3%

7日10日未満:26.6%

5日7日未満:18.3%

3日5日未満:11.0%

1日3日未満:10.1%

1日未満:2.8%

・わからない/答えられない:18.3%

2022年(n=112)>

14日以上:8.0%

10日14日未満:15.2%

7日10日未満:18.8%

5日7日未満:12.5%

3日5日未満:8.9%

1日3日未満:12.5%

1日未満:6.2%

・わからない/答えられない:17.9%

システム選定で重視する機能、「複雑な承認ルートにも対応可能」「既存の紙ベースの帳票をそのままの形で電子化できる」が各34.9%で同率1位

「Q6. あなたが、ワークフローシステム選びで重視したい機能や特長について、当てはまるものを全て教えてください。(上位5つまで回答可)」と質問したところ、2026年(n=109)は「複雑な承認ルートにも対応可能」が34.9%2022年(n=112)は「誰でも直感的に操作ができる」が43.8%で最多の結果になりました。

※本設問は2026年版で「AIによる申請書作成支援や自動チェック機能がある」「蓄積データをAIで分析・活用できる」を選択肢に追加しています。2022年版には当該選択肢がないため、経年比較の際はご留意ください。

Q6. あなたが、ワークフローシステム選びで重視したい機能や特長について、当てはまるものを全て教えてください。(上位5つまで回答可)

2026年(n=109)>

・複雑な承認ルートにも対応可能:34.9%

・既存の紙ベースの帳票をそのままの形で電子化できる:34.9%

・複雑な組織設定が可能:33.0%

・フォーム作成などノーコードで運用ができる:29.4%

・誰でも直感的に操作ができる:26.6%

・セキュリティが高度である:24.8%

・基幹システムや外部システムと連携して使用できる:23.9%

・申請・承認状況を簡単に確認できる:20.2%

・サポート体制がしっかりしている:14.7%

・メンテナンスしやすく管理者の負担が少ない:9.2%

・初期コストが安い:7.3%

・モバイル対応している:7.3%

・蓄積データをAIで分析・活用できる:4.6%

・多言語対応している:3.7%

・AIによる申請書作成支援や自動チェック機能がある:3.7%

・初期設定が簡単:1.8%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:2.8%

2022年(n=112)>

・誰でも直感的に操作ができる:43.8%

・複雑な承認ルートにも対応可能:39.3%

・既存の紙ベースの帳票をそのままの形で電子化できる:35.7%

・フォーム作成などノーコードで運用ができる:33.9%

・複雑な組織設定が可能:30.4%

・基幹システムや外部システムと連携して使用できる:28.6%

・セキュリティが高度である:27.7%

・申請・承認状況を簡単に確認できる:25.9%

・サポート体制がしっかりしている:17.0%

・メンテナンスしやすく管理者の負担が少ない:16.1%

・初期コストが安い:15.2%

・初期設定が簡単:12.5%

・モバイル対応している:12.5%

・多言語対応している:5.4%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:2.7%

65.1%が、ワークフローデータのAI活用に「着手」、「検討中」を含めれば87.1%に達する

「Q7. あなたの会社では、ワークフローシステムで蓄積されたデータ(承認履歴、処理時間、申請内容等)を業務改善やAI活用に利用していますか。」(n=109)と質問したところ、「積極的に活用している」が12.8%、「一部で活用を始めている」が52.3%という回答となりました。

Q7. あなたの会社では、ワークフローシステムで蓄積されたデータ(承認履歴、処理時間、申請内容等)を業務改善やAI活用に利用していますか。

・積極的に活用している:12.8%

・一部で活用を始めている:52.3%

・活用を検討しているが着手できていない:22.0%

・活用していない:8.3%

・わからない/答えられない:4.6%

ワークフローの導入効果を「測定した」層は58.7%、「方法がわからない」層も22.9%存在

「Q8. あなたの会社では、ワークフローの導入効果(決裁スピードの向上、コスト削減等)を定量的に測定していますか。」(n=109)と質問したところ、「導入時に一度測定した」が43.1%、「測定したいが方法がわからない」が22.9%という回答となりました。

Q8. あなたの会社では、ワークフローの導入効果(決裁スピードの向上、コスト削減等)を定量的に測定していますか。

・定期的に測定している:15.6%

・導入時に一度測定した:43.1%

・測定したいが方法がわからない:22.9%

・測定していない:9.2%

・わからない/答えられない:9.2%

全社共通のワークフロー基盤の「統一運用」は、22.0%にとどまる

「Q9. あなたの会社のワークフローシステムは、全社共通の基盤として統一的に運用されていますか。」(n=109)と質問したところ、「一部の部門・拠点で導入されている」が41.3%、「部門ごとに異なるシステムを運用している」が22.9%という回答となりました。

Q9. あなたの会社のワークフローシステムは、全社共通の基盤として統一的に運用されていますか。

・全社で統一されたシステムを運用している:22.0%

・一部の部門・拠点で導入されている:41.3%

・部門ごとに異なるシステムを運用している:22.9%

・統一化を進めている途中である:8.3%

・わからない/答えられない:5.5%

まとめ

今回は、大企業(従業員数300名以上)のワークフロー運用担当者109名を対象に、【2026年版】大企業のワークフローシステム運用に関する課題調査を実施しました。

その結果、システム運用に「大変さ」を感じる層が78.0%2022年70.6%)に達し、電子化しきれず紙で残る社内申請・稟議も88.1%2022年90.2%)と、約4年を経てもなお高水準にあることが明らかになりました。

まず、電子化しきれず紙で残る社内申請・稟議は88.1%で、2022年から2.1ポイントの微減にとどまりました。運用の課題感が「ある」とした層では、内容の首位が「組織改編や人事異動に応じたメンテナンス」(67.1%)となり、2022年から15.2ポイント上昇。

一方、2022年に首位だった「運用ルールや運用方法の社内共有」は34.1%へと33.0ポイント低下しました。組織改編に伴うメンテナンスに「1週間以上」を要する層は39.5%2022年42.0%)です。

また、蓄積データのAI活用に「着手」した層は65.1%、導入効果を定量的に「測定した」層は58.7%、全社共通基盤の「統一運用」は22.0%にとどまりました。

本調査から、大企業のワークフロー運用は、約4年を経てなお「紙の残存」や「運用負担」といった従来課題を抱えつつ、その中身が「組織改編時のメンテナンス」へと移り変わりつつある姿が見えてきました。

加えて、蓄積データのAI活用や全社基盤の統一運用といった、AI時代ならではの新たな論点も浮かび上がっています。

「ペーパーレス」から「AI活用基盤」へと向かう次のフェーズを、大企業のワークフロー運用がどう歩んでいくのかが、今後の論点となりそうです。

AIとつながるワークフローが、業務の「効率化」と「統制」を両立

エイトレッドが提供するデータ活用ワークフローシステムは、稟議・承認・決裁といったガバナンス業務を確実に支えながら、AIや外部サービスとの柔軟な連携も実現します。例えば、非エンジニアでも生成AIを活用してX-point CloudとGoogleスプレッドシート&ドライブを連携させ、申請データの自動転記やPDF・添付ファイルの自動保存の仕組みを構築することが可能です。専門知識がなくても、AIという"相棒"と対話するだけで、自社の業務に合わせた連携をつくることができます。ガバナンスを維持しながらAIの力で業務効率化を推進できる、AI時代に欠かせないワークフローシステムです。

対応製品:「AgileWorks(パッケージ版・クラウド版)」

詳しくはこちら: https://www.atled.jp/agileworks/

株式会社エイトレッドについて

ワークフローシステムのリーディングカンパニーであるエイトレッドは、稟議書をはじめとした社内申請・承認業務の電子化を行うワークフローシステム「AgileWorks(アジャイルワークス)」「X-point(エクスポイント)」及び、クラウド型ワークフロー「AgileWorksクラウド版」「X-point Cloud(エクスポイントクラウド)」を開発・提供しています。企業規模や業種・業界を問わず、これまでシリーズ累計5,000社を超える企業・公共機関(特殊法人や行政、学校等)に導入いただき、ペーパーレス化や業務効率化の推進に貢献しています。

名称  :株式会社エイトレッド(東証スタンダード:3969)

所在地 :東京都渋谷区渋谷2丁目15番地1号 渋谷クロスタワー

代表者 :代表取締役社長 岡本 康広

設立  :2007年4月

事業内容:ワークフローシステムの販売・開発及びクラウドサービスの提供

URL  : https://www.atled.jp/

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査結果
  • 関連組織:株式会社エイトレッド / IDEATECH