AI駆動のLINEマーケティングCRM「サブスクライン」を開発・提供する株式会社サブスクライン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:宇野 涼太)は、セグメント配信機能の新オプション「AIパーソナライズ配信」の提供を開始しました。配信先を絞り込んだうえで、文面・画像・動画を受信者一人ひとりに合わせてAIが生成し、送信前にスタッフが確認・承認できる機能です。

これまでのLINE配信は、「誰に送るか」をセグメントで細かく絞り込めても、絞り込んだ先に届く中身は全員同じになりがちでした。「AIパーソナライズ配信」は、そこに「何を届けるか」の一人ひとり最適化を加えます。同じ配信設定でも、届くメッセージや画像が受信者ごとに変わる——その制作を、人の手ではなくAIが担います。

開発背景:セグメント配信の次の壁は「誰に送るか」から「何を届けるか」へ

LINE公式アカウントの運用では、ユーザーグループやラベルで配信先を絞る「セグメント配信」が広く使われています。一方で、絞り込んだ後の文面や画像は一律になりやすく、過去の利用傾向や好みを踏まえた表現を人数分つくるには、現実的に大きな制作負荷がかかっていました。 たとえば誕生月のお客様へのお祝いも、これまでは同じバースデー画像と定型文を一斉に送る形が一般的です。「一人ひとりに合わせたほうが響く」とわかっていても、その手間が運用の壁になっていました。「AIパーソナライズ配信」は、このラストワンマイル(最後のひと手間)を生成AIで解決します。

「AIパーソナライズ配信」の3つの特長

1. LINEのプロフィール画像から、その人だけのビジュアルを生成 最大の特長は、受信者のLINEプロフィール画像などを参照し、その人の雰囲気をいかしたオリジナル画像をつくれることです。同じ「カフェのキャンペーン」という設定でも、プロフィール画像や年齢・性別、好みを表す属性に応じて、受け取る人ごとに異なるキャンペーンビジュアルと文面を作成できます。

2. 名前・属性・ラベルを読み取り、1to1の文面を作成 AIが参照するのは、名前・性別・年齢・友だち登録日、および「ショートケーキ購入」「朝来店」「VIP」「カラー常連」といった、購買・来店・興味関心を表すラベルです。同じキャンペーンでも、その人の傾向に合わせて書き出しや訴求を変えられます。 生成できるのは、テキストメッセージ、画像(1人につき1枚)、約4秒の縦型動画(1人につき1本)です。動画生成にはOpenAI社の「Sora 2」などを活用できます。

3. 送信前に、スタッフが確認・編集・承認 生成結果はレビュー画面に一覧表示され、スタッフが一人ずつ文面・画像・動画を確認し、必要に応じて編集したうえで承認します。承認したものだけが配信時刻に送信されるため、AIの生成内容をそのまま自動送信するのではなく、人の確認を必ず挟めます。一括承認にも対応しています。

「AIに任せる」と「人が責任を持つ」を両立する設計 AI生成を業務に取り入れるうえで、誤配信や意図しない表現を防ぐため、次の設計を採用しています。 - AIは下書き、送るのは人。レビュー画面で一通ずつ確認・編集・承認でき、一括承認にも対応。承認したものだけが送られます。 - レビュー時間を仕組みで確保。定期配信では配信の24時間前に生成します。承認の時間を取れない毎分・毎時の定期配信は、あえて対象外にしています。 - 使いすぎない。1回の生成対象は最大200名、各プランのAI月間利用枠の範囲で動作します。

定期配信にも対応:対象者が入れ替わっても、毎回つくり直す 毎日・毎週・毎月の定期配信に対応しています。配信のたびに、その時点の対象者へ向けて24時間前に生成するため、「今月誕生日のお客様」のように対象が毎回入れ替わる配信でも、新しい相手に合わせた内容を自動で用意できます。

活用イメージ:ケーキ店の誕生日キャンペーン 「過去に購入したケーキの種類」「誕生月」「好み」をラベルで管理しているケーキ店の場合、これまでは誕生月のお客様全員に同じクーポンを送る運用が中心でした。「AIパーソナライズ配信」では、たとえば次のような“一人ひとり違う1通”が可能になります。 - 昨年ショートケーキを購入したお客様には、誕生日の1週間前にショートケーキを想起させる画像とメッセージを。 - チョコレートケーキをよく選ぶお客様には、チョコレートケーキを想起させるメッセージを。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:新製品
  • 関連組織:OpenAI
  • 製品・サービス:AIパーソナライズ配信 / サブスクライン