株式会社スリーシェイクは、全国の製造業従事者100名を対象に「製造業におけるデータ連携の実態調査」を実施しました。
調査の結果、約6割がExcel・CSVを用いた手作業を含む運用を行っており、依然として人手を介したデータ連携が多く残っている実態が明らかになりました。また、「オンプレミス環境とクラウド環境が混在している」または「オンプレミス環境が中心」と回答した企業は約7割にのぼり、既存システムを含む運用環境の中で担当者負担や属人化といった課題を抱えている実態もうかがえました。
背景 近年、製造業においてもDX推進やデータ活用への関心が高まっています。一方で実際の現場では、長年利用されている基幹システム、各種SaaS、Excelによる業務運用などが混在しており、必要なデータを部門横断で連携・活用すること自体が大きな課題となっています。とくに製造業では、既存のオンプレミス環境を維持しながらクラウドサービスを導入するケースも多く、システム構成が複雑化しやすい傾向があります。
こうした背景を踏まえ、スリーシェイクでは、製造業におけるデータ連携の実態について調査を実施しました。
調査概要 調査名称:製造業におけるデータ連携実態調査 調査方法:セルフリサーチサービス「サクリサ」によるインターネット調査 調査期間:2026年5月 回答者:100名
調査結果 ・約7割が「オンプレミスを含む環境」で運用 「オンプレミス環境とクラウド環境が混在している」が41.2%、「オンプレミス環境が中心」が33.3%となり、約7割がオンプレミス環境を含む構成で運用していることがわかりました。
・データ連携方法、「一部自動化+手作業」が最多 システム間のデータ連携方法として最も多かったのは「一部自動化されているが手作業も含まれる(CSV出力など)」で36.3%、次いで「手作業中心」が30.4%となりました。
・課題は「手作業負担」「改修コスト」 現在感じている課題として「手作業による処理が多い」が23%、「改修や変更に時間・コストがかかる」が20%と上位を占めました。
・約5割が効率化に課題を感じている 「ほとんど効率化されていない」22.5%、「あまり効率化されていない」29.4%を合わせ、約5割が効率化に課題を感じています。
・約5割が「特定担当者への依存(属人化)」あり データ連携業務の属人化について「強く依存している」が21%、「一部の担当者に依存している」が33%でした。
・改善は「必要性は感じるが未着手」が約4割 今後について「必要だが着手できていない」11.8%、「検討している」27.5%となり、約4割が改善を必要と認識しています。
まとめ 今回の調査では、DXが進む一方で、データをつなぐ仕組みに課題が残る実態が明らかになりました。システム分断が改修コストや属人化を招いています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 関連組織:株式会社スリーシェイク
- 製品・サービス:データ連携プラットフォーム