「人類の価値観を解放し、つなげる」をミッションに掲げ、「価値観」を軸に自分らしいキャリアを実現するAIキャリアエージェント「BaseMe」を運営する株式会社ベースミー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:勝見 仁泰、以下「ベースミー」)は、2026年6月にBaseMe上で行われた学生とAIキャリアエージェントの就活相談データ(企業についての相談学生 約3,800人・約3,000社への相談 延べ約18万件)を分析した「AI就活相談レポート 2026年6月版」を発表します。
従来の就職人気ランキングがアンケートへの回答(建前)に基づくのに対し、本レポートは学生が実際にESを書き、企業を調べる過程でAIに相談した行動ログに基づいており、「いま、どの企業に向けて学生が動いているか」をリアルタイムに反映するものです。
主要指標 — KEY FIGURES
調査トピックス
学生がAIに最も相談した企業 1位はサイバーエージェント。2位アクセンチュア、3位野村総合研究所。コンサル・SIer、メガベンチャー、不動産デベロッパーの3領域に相談が集中
急上昇1位はトヨタ自動車(前月比9.5倍)。関西電力(7.0倍)、ANAなど、急上昇企業の顔ぶれはサマーインターンのES締切と一致。学生の関心は「締切ドリブン」で動く
大学群で「見ている企業」は明確に異なる。関関同立の1位は関西電力。早慶上理ではコンサルが業界2位、旧帝大・国公立ではメーカーが2位
企業研究の中身は「選考・面接対策」「事業理解」が同率40%(企業研究をした学生に占める割合)。「残業や飲み会の強制はあるか」「初任給はいくらか」など、対面では聞きにくい質問がAIに集まる
利用学生の約75%がES作成をAIと実施。企業研究(63%)、自己分析(42%)と続き、就活の主要プロセスがAIとの対話に移行
調査背景
生成AIの普及により、就活生の情報収集は「検索して読む」から「AIに聞く」へと変化しています。各種調査では、26卒学生の生成AI利用率は8〜9割に達したと報告されています。学生がAIに投げかける質問には、説明会やOB訪問では表に出ない率直な関心――他社との比較、待遇、社風、そして「自分に合うか」――がそのまま現れます。本レポートは、この行動ログを企業単位・大学群単位で集計し、AIネイティブ世代の企業選びの実態を可視化するものです。
調査結果詳細
① 学生がAIに最も相談した企業 1位はサイバーエージェント
2026年6月に学生がAIに相談・言及した企業のランキングでは、1位サイバーエージェント(434人)、2位アクセンチュア(383人)、3位野村総合研究所(288人)となりました。上位には「コンサル・SIer(アクセンチュア、野村総合研究所、NTTデータ)」「メガベンチャー(サイバーエージェント、レバレジーズ、メルカリ)」「不動産デベロッパー(三井不動産、東急不動産)」の3領域が並び、AIネイティブ世代の関心がこの3領域を横断していることがわかります。
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学生は「業界」ではなく「キャリアの選択肢」として企業を横断的に比較しており、コンサルとメガベンチャーとデベロッパーが同じ学生の相談リストに並ぶことも珍しくありません。
② 急上昇1位はトヨタ自動車(9.5倍) ― 学生の関心は「ES締切ドリブン」で動く
前月からの急上昇ランキングでは、トヨタ自動車(24人→227人、9.5倍)、関西電力(7.0倍)、ANA(前月ほぼゼロ→100人)が上位となりました。三井住友信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほフィナンシャルグループ、農林中央金庫など金融の伸びも顕著です。
急上昇企業の顔ぶれは、6〜7月のサマーインターンシップのエントリー締切と一致しています。
③ 大学群で「見ている企業」は明確に異なる ― 関関同立の1位は関西電力
順位
東京一工
旧帝大
早慶上理ICU
GMARCH
関関同立
国公立
1
アクセンチュア
アクセンチュア
アクセンチュア
サイバーエージェント
関西電力
アクセンチュア
2
野村総合研究所
パナソニック
サイバーエージェント
アクセンチュア
パナソニック
野村総合研究所
3
電通
トヨタ自動車
野村総合研究所
明治グループ
サイバーエージェント
サイバーエージェント
業界志向でも差は鮮明です。IT・通信が全大学群で1位である一方、早慶上理ではコンサルが2位に入り、旧帝大・国公立ではメーカーが2位、関関同立ではエネルギー・インフラ(関西電力)が企業別1位となるなど、地域・大学群ごとに「刺さる文脈」が異なることが示されました。
④ 企業研究の4割は「面接で何を聞かれるか」 ― 対面では聞きにくい質問がAIに集まる
企業研究に関する相談(3,128人・33,854件)を質問テーマ別に分類すると、「選考・面接対策」(40%)と「事業・ビジネス理解」(40%)が同率で最多となりました。学生にとって企業研究は「知る」ためではなく「選考で話すため」の研究であることがわかります。
実際の質問例10選
学生の質問
1
「◯◯ってどんな会社?社風とか年収とか諸々教えて」
2
「◯◯グループの事業会社9社の違いをそれぞれ比較して教えて」
3
「競合8社を指定するから、求める人材像・初任給・賞与・海外転勤の有無・平均残業時間・年間休日数・福利厚生・離職率・平均年収を同じ項目で比較して」
4
「離職率、平均給与、基本給、賞与、初任給、年間休日数、有休取得率、平均残業時間、平均年齢を教えて」
5
「このワークショップは早期選考やリクルーター面談への有力ルートだと言われている。これって本当?」
6
「口コミサイトには悪い評判しか載っていない。受かってブラックだったらと思うと怖いから、調べてくれないかな」
7
「◯◯で働き続けたら10年後どうなる?60歳にはどうなってる?年収は毎年どのくらいずつ増えていく?」
8
「オン・オフのメリハリや、仕事外での社員同士の交流(飲み会などの強制の有無)が気になる」
9
「面接は何回だと思う?面接の雰囲気はガチガチ?話しやすい?」
10
「内定承諾を待ってもらっている。内定後の社員面談で理由を聞かれるかな?何を質問したらいい?」
選考対策・事業理解といった"王道"の質問に加え、「残業や飲み会の強制はあるか」「初任給はいくらか」といった、説明会や面接では口にしにくい質問が率直に投げかけられています。中には「内定を承諾するべきか」という意思決定そのものの相談もあり、学生の本音の関心がAIとの対話に現れています。
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⑤学生の75%がESをAIと作成 ― 就活の主要プロセスはAIとの対話へ
6月の相談内容の内訳では、ES作成・添削が利用者の約75%と圧倒的で、企業研究(63%)、自己分析(42%)、自分に合う企業探し(41%)が続きました。
ES・企業研究・自己分析という就活の主要プロセスが、AIとの対話の中で一体的に行われている実態が浮かび上がりました。
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自社・競合他社の相談数推移、大学群別の詳細データ、学生が自社について相談している内容の傾向をまとめた「個社レポート」を、企業の採用ご担当者さま向けに無償で提供しています。
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※なお、本レポートおよび企業向け「個社レポート」は、学生の相談ログを統計的に集計・分析したものであり、個人を特定できる情報は含まれません。学生の氏名・所属大学・相談内容などの個人情報は厳重に管理し、公開されることや、相談先企業を含む第三者に閲覧・提供されることは一切ございません。
・株式会社ベースミーについて
会社名:株式会社ベースミー
代表者:代表取締役 勝見 仁泰
所在地:東京都渋谷区渋谷2-10-13 7F
企業HP:https://baseme.co.jp/
採用ご担当者さま向けサイト:https://baseme.app/lp/solution
就活大学生の皆さま向け:https://baseme.app/
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査レポート
- 関連組織:サイバーエージェント / アクセンチュア / トヨタ自動車