近年、サイバー攻撃の高度化に伴い、サプライチェーン全体でのセキュリティ対策が強く求められています。「オールトヨタ セキュリティガイドライン(ATSG)」への対応もその一つであり、グループ企業やサプライヤーにとって重要な課題となっています。特にUSBメモリなどの外部デバイスは利便性が高い一方で、情報漏洩のリスクにもつながるため、「ルールだけでなく、システムでどう制御するか」が問われています。こうした中、愛知製鋼グループのIT基盤を支え、トヨタグループ各社やサプライヤー企業にもサービスを提供するアイチ情報システム株式会社は、グループ企業のATSG対応を支援。その一環として、デバイス制御ソフト「RunDX(ランディーエックス)」の展開を進めました。導入先の一つであるアスデックス株式会社では、セキュリティ対策強化の取り組みとしてトライアルを実施。実環境での検証を経て、本格導入に至っています。今回の検討では、当初は資産管理ツールも候補に挙がりましたが、「デバイス制御だけを実現したい」という要件に対しては機能が過剰であり、コスト面でも課題がありました。その中でRunDXは、デバイス制御に特化したシンプルな設計、サーバー不要で導入できる手軽さ、低コストでの運用が可能といった点が評価され、採用されました。RunDXの導入により、外部デバイスの接続を原則制御しつつ、会社支給のUSBメモリのみを許可する運用を実現。ATSGが求める要件に対応するとともに、サプライチェーン全体のセキュリティレベルの底上げと均質化につながっています。また、サーバーレスで運用できるため、限られた予算や人員でも無理なく管理できる点も評価されています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:導入事例
  • 関連組織:アイチ情報システム株式会社 / 愛知製鋼グループ / アスデックス株式会社