秋田県にかほ市(市長:市川 雄次、以下「にかほ市」)、日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:鳥取 三津子、以下「JAL」)、東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:喜㔟 陽一、以下「JR東日本」)、ANAあきんど株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:原 雄三、以下「ANAあきんど」)及び株式会社ロンド(本社:秋田県にかほ市、代表取締役:金子 晃輝、以下「ロンド」)の5者で構成する「秋田県にかほ市二地域居住促進コンソーシアム」は、国土交通省のモデル事業「特定居住支援法人モデル構築実証調査」に採択され、「にかほ市二地域居住受入モデル構築事業」を開始しました。

本事業は、二地域居住希望者がにかほ市を一度の体験で終えるのではなく、地域事業者・地域住民と継続的に関わる「何度も訪れたくなる地域」とするための、地域密着型の受入モデルを構築するものです。にかほ市を実施地域とし、ロンドが事務局を担い、にかほ市及び各構成員と連携して実施します。

国土交通省のモデル事業に採択されました

主要指標 — KEY FIGURES

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一次公募では、全国で22件(採択額合計 約2.05億円)が採択されています。

本事業は、国土交通省が実施するモデル事業「特定居住支援法人モデル構築実証調査」(令和7年度補正予算)において、秋田県にかほ市を対象地域とする取組として採択されました。

同調査は、二地域居住を希望する方と受け入れ地域のニーズをつなぐ「特定居住支援法人」による先導的な取組をモデルとして支援するものです。一次公募では、全国で22件(採択額合計 約2.05億円)が採択されています。本コンソーシアムは、にかほ市を舞台に、地域ぐるみの受入体制づくりと、若い世代をはじめとする来訪者向けの相互扶助型の滞在を実証していきます。

実証期間は令和9年2月26日まで。取組の状況は、あらためてご紹介してまいります。

※国土交通省による採択の発表(令和8年6月29日付)もあわせてご参照ください。

URL:https://www.mlit.go.jp/report/press/kokudoseisaku09_hh_000188.html

本事業のポイント

◎ 訪れる人が地域で“役割”を持つ ― 観光の「お客様」ではなく、農家の畑仕事や漁師の岩ガキ作業、宿や地域の催しの手伝いなど、地域に関わりながら過ごす「一宿一飯の恩義」型の滞在。

◎ 地域ぐるみの受入体制をつくる ― 多様な地域事業者がそれぞれの現場で来訪者と関われる「関わりしろ」を可視化し、地域全体で来訪を受け止める体制を築く。

◎ 立場を越えて“共創”する ― 自治体・航空・鉄道・地域企業が情報を持ち寄り、前例のない二地域居住の受入モデルをにかほ市から生み出す。

背景とねらい

にかほ市は、鳥海山と日本海に代表される自然環境に加え、農業・漁業・観光・アウトドア・飲食・宿泊・製造業など多様な地域資源を有しています。近年、JAL・JR東日本「東日本、二地域暮らし」やANAあきんど「ANAの二地域居住 BLUE SKY LIFE」等を契機に、にかほ市を訪れる機会も着実に広がっています。

本コンソーシアムは、こうして生まれている来訪の機会を地域とともにいかし、訪れた方が地域とより深く、そして継続的に関われるようにしていくことをねらいとしています。初めての訪問を二回目・三回目の訪問へ、さらに地域との継続的な関わりへと発展させていくため、地域の事業者や住民が一体となって来訪を受け止め、訪れる方一人ひとりの希望に応じて地域での関わり方を提案できる仕組みづくりを進めます。

あわせて、これからの働き方や暮らし方を見直す若い世代をはじめ、地域との関わりに関心を持つ方々が、負担を抑えながら気軽に、地域の人・仕事・暮らしと深く関われるようにすることで、二地域居住の裾野をさらに広げていきます。

本コンソーシアムが目指す受入のかたち

本コンソーシアムは、にかほ市を「地域ぐるみで来訪者を受け止められる地域」にすることを目指します。多様な地域事業者がそれぞれの現場で来訪者と関われる「関わりしろ」を可視化し、来訪者の希望・関心と地域をつなぐ、地域全体の受入体制を築きます。

その中核となる考え方が「一宿一飯の恩義」です。訪れる人が地域の仕事や暮らしに関わり、地域は宿泊・食事・交流の機会を返す——お金のやり取りだけに頼らず、互いに役割を持って支え合う関係を育てます。

そして本事業の最大の特長は、立場の異なる担い手が一つのテーブルにつく点にあります。自治体・航空・鉄道・地域企業が、来訪者の動きや受入の知見、それぞれのプログラムで得た気づきを積極的に交換しながら、前例のない受入モデルを共に創り上げていきます。交通と地域、外と内の知恵を持ち寄ることで、これまでにない二地域居住のかたちをにかほ市から生み出します。

具体的な取組(3つの柱)

① 地域の受入事業者との連携体制の構築

農家民宿・宿泊・飲食・農業・漁業・観光・アウトドア・製造業など、多彩な地域事業者とともに、来訪者がどんな場面で地域と関われるかという「関わりしろ」を整理・可視化します。これにより、地域全体で来訪者を受け止め、一人ひとりの希望に合った関わり方を提案できる体制を築きます。

② 若年層向け「一宿一飯の恩義」型滞在モデルの構築

これからの暮らし方を見直す若い世代をはじめとする来訪者が、地域の手伝いに関わりながら宿泊・食事・交流の機会を得る、相互扶助型の滞在を実証します。来訪者を安価な労働力として扱うのではなく、訪れる人と地域が互いに役割を持つ関係を大切にします。

③ 二地域居住コーディネーターの育成

来訪者と地域をつなぐコーディネーターが、来訪者の希望と地域のニーズを結びつけ、滞在中の伴走から次回の関わり方の提案までを担います。一度の訪問で終わらせず、二回目・三回目へと関係を育てていける人材を育成します。

代表者コメント

● 株式会社ロンド 代表取締役 金子 晃輝

「にかほ市には、人・仕事・暮らしと深く関われる“関わりしろ”が数多くあります。お金のやり取りだけでなく、互いに役割を持って支え合う『一宿一飯の恩義』の関係を通じて、一度きりではなく何度も訪れたくなる地域づくりを進めます。立場の異なる担い手が知恵を持ち寄り、にかほ市から前例のない受入モデルを生み出していきたいと考えています。」

各者の主な取組・プログラム

● 秋田県にかほ市

鳥海山・日本海の自然や、農業・漁業・観光・アウトドア・製造業といった多様な地域資源、農家民宿やコワーキング環境など、訪れる方が地域と関わるための受入環境を有しています。これらの地域資源や地域事業者との橋渡しを担います。

● 日本航空株式会社・東日本旅客鉄道株式会社「東日本、二地域暮らし」

日本航空株式会社および東日本旅客鉄道株式会社は、秋田県にかほ市にて実践型の二地域居住プログラム「東日本、二地域暮らし」を展開しています。本プログラムでは、参加者が新幹線を往復利用してにかほ市を訪問した際、再訪問時に活用できる「往復相当分のJALのマイル」が積算されます。両社は二地域居住者の移動負担軽減に取り組むことで、東北地方における新幹線と航空機の相互利用を促進するとともに、地域の担い手不足解消や定住・関係人口の創出を目指してまいります。

●ANAあきんど株式会社「ANAの二地域居住 BLUE SKY LIFE」

二地域居住を支援するポータルサイトで、新しいライフスタイル(二地域居住)に踏み出すための「お試し二地域プラン」を提供しております。実際に現地に滞在することで暮らしやすさを実感しながら、その地域との関わりが体験できる地域体験メニューへ参加(申込)すると、現地への航空移動の負担が抑えられるサポートを受けられます。対象地域には秋田県にかほ市が含まれています。

【にかほ市 募集期間】

2026年8月10日2027年2月28日 ※参加の10営業日までの申込。

【にかほ市 地域体験メニュー】

「時期別で選べる農泊体験メニュー」など全3プランを用意。

詳細はHPをご確認ください。

https://2chiiki.ana.co.jp/area/akita-nikaho/

● 株式会社ロンド

「まちづくりを産業に」をミッションに、秋田県にかほ市を拠点として、日本全国の地域でまちづくりに取り組む法人です。地域に入り込み、自治体や地域事業者、住民など多様な主体と連携しながら、地域資源を生かした事業づくりや企画・調整、地域内外のネットワークづくりに取り組んでいます。 本事業ではコンソーシアムの事務局を担い、にかほ市や各構成員、地域事業者との連携・調整を進めるとともに、訪れる方と地域の双方の声をつなぎ、地域に根ざした「関わりしろ」や継続的な関わりを生む仕組みづくりを担います。

関係者コメント

● にかほ市 市長 市川 雄次

鳥海山と日本海に育まれたにかほ市の魅力を、訪れる皆さまと地域がともに育てていける関係づくりを目指します。本事業を通じて、地域とのつながりを深める方が一人でも増えることを期待しています。

● 日本航空株式会社 関係・つながり創造部 部長 関谷 岳久

当社が秋田県にかほ市にて展開するプログラム「東日本、二地域暮らし」と、同市が推進する相互扶助の取り組みを連携させ、参加者が地域の人・仕事・暮らしに主体的に関わる機会を創出してまいります。地域の方々との温かなつながりの中で、新たな発見や喜びを感じ、地域での役割や貢献の意義を実感し、小さな達成感を得られる継続的な関わりを育むことで、地域の持続可能な発展、参加者一人ひとりのウェルビーイング向上に貢献してまいります。

● 東日本旅客鉄道株式会社 執行役員秋田事業本部長 小泉 暁

グループ経営ビジョン「勇翔2034」のもと、ライフスタイル・トランスフォーメーション(LX)の実現を目指し、二地域居住の促進をはじめとする新たな人の流れの創出に取り組んでまいります。にかほ市や関係する皆さまと連携しながら、都市と地方の交流人口拡大を通じて地域の活性化を図り、「地域を元気に!」する取組みを推進してまいります。

● ANAあきんど株式会社 取締役 池田 暢也

「ANAの二地域居住 BLUE SKY LIFE」を通じて、一人でも多くの方ににかほ市への興味を持っていただき、現地へ足を運び、地域の皆様と温かいご縁で結ばれるよう、魅力発信と関係人口の創出を力強く後押ししてまいります。

今後の展開

本コンソーシアムは、本事業を、若い世代が二地域居住に参画し、地域との「関わりしろ」と継続的な関係をつくることができる施策として位置づけています。にかほ市での実証を通じて、二地域居住の取組を加速させるモデルケースとなることを目指します。

また、実証にあたっては、コンソーシアムを構成する各事業者との意見交換を積極的に行い、それぞれの知見やプログラムを持ち寄ることで、実証事業の効果の最大化を図ります。取組の状況や成果は、あらためてご紹介してまいります。

秋田県にかほ市について

秋田県の沿岸部南西端に位置し、鳥海山と日本海に囲まれた自然資源が豊富な人口約2万2千人のまち。漁業・農業といった第一次産業と製造業が盛んで、天然岩ガキ、鱈、ハタハタ、いちじく、ひとめぼれ・ササニシキ等の米が名産。

にかほ市webサイト:https://www.city.nikaho.akita.jp/

本件に関するお問い合わせ先

秋田県にかほ市二地域居住促進コンソーシアム事務局(株式会社ロンド内)

住所:秋田県にかほ市象潟町大砂川字釜道1-1

担当:福井・鈴木(憲)

メール:[email protected]

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:地域活性化
  • 関連組織:ANAあきんど株式会社 / 株式会社ロンド / 秋田県にかほ市