骨盤臓器脱や尿もれなどに関する医療機器を開発・販売する株式会社三井メディカルジャパン(東京都中央区、代表取締役:三井桂子)は、2026年6月18日から26日にかけて、柔道・レスリング・ブラジリアン柔術・総合格闘技(MMA)などを月1回以上行う女性85人を対象に、「競技中の尿もれに関する実態調査」を実施しました。

全日本学生レスリング選手権や全日本ブラジリアン柔術選手権など、主要大会が続く夏のシーズンを前に調査したところ、78%66人)が競技中の尿もれや尿意の変化、または不安を感じていることが分かりました。さらに、そのうち61%40人)が、尿もれやその不安が試合成績や順位に影響していると回答しました。

約8割が競技中の尿もれ・尿意の変化を経験、または不安を感じている

柔道・レスリング・ブラジリアン柔術・総合格闘技(MMA)の格闘技女子の78%は尿もれ経験あり、また不安と回答(三井メディカルジャパン調べ)

柔道・レスリング・ブラジリアン柔術・総合格闘技などを月1回以上行う女性85人に対し、「競技(練習・試合)中に『尿もれ』や『尿意の大幅な変化』を経験したことがありますか」と質問したところ、「よくある」が21%18人)、「たまにある」が40%34人)、「あまりないが不安はある」が16%14人)となりました。これらを合わせると、78%66人)が競技中の尿もれや尿意の変化を経験、または不安を感じていることが分かりました。

柔道やレスリング、ブラジリアン柔術、総合格闘技などは、相手との組み合いや投げ技、受け身など、瞬間的に腹圧が高まる場面が多い競技です。今回の調査では、競技中の尿もれや尿意の変化は一部の選手だけの問題ではなく、多くの格闘技女子が抱える課題であることが分かりました。

最多は「投げる時」

尿もれ経験・不安がある格闘技女性の67%が相手を「投げる時」に起きやすいと回答(三井メディカルジャパン調べ)

「尿もれが起こる」「不安がある」と回答した66人に対して、「具体的に、どのようなシーンで尿もれや尿意の変化が起こりますか」(複数回答)と質問したところ、「投げる時」が67%44人)で最も多く、次いで「組み合う・接触時」で42%28人)、「マットに倒れた時の衝撃」が23%15人)、「相手からのプレッシャーで圧迫されている時」が17%11人)となりました。

格闘技では、相手との攻防の中で瞬間的に踏ん張ったり、体勢を維持したりするために腹圧が高まる場面が少なくありません。特に相手を「投げる」際に尿もれ・尿意を感じることは、試合成績や順位への影響につながっていることがうかがえます。

約6割が「試合成績や順位に影響」と回答

61%の格闘技女子が尿もれトラブルが試合の成績に影響していると回答(三井メディカルジャパン調べ)

その66人に対して「その不安や尿もれが、試合成績や順位に影響していると感じますか」と質問したところ、「大きく影響している」が20%13人)、「影響している」が41%27人)となり、合わせて61%40人)が試合成績や順位に影響していると回答しました。また尿もれや尿意の変化は、身体的な問題だけでなく、「特定の動きを気にするようになった」が59%39人)、「集中力が低下する」が52%34人)と回答しており、試合への集中力や競技パフォーマンスにも影響を及ぼしていることが分かりました。

尿もれは試合の集中力低下にも繋がっている恐れがある

約5割が計量後も水分補給を控え、約4割は「心理的に耐える」

約半数の格闘技女子は計量後も水分補給を控えると回答(三井メディカルジャパン調べ)

続いて「現在、尿もれや尿意の変化に対してどのような対策をしていますか」(複数回答)と質問したところ、「生理用ナプキンを使用する」が50%33人)で最も多く、次いで「計量後も水分補給を控える」が47%31人)、「心理的に耐える」が38%25人)、「試合前にトイレに何度も行く」が15%10人)、「特に対策していない」が6%4人)となりました。

約5割が計量後も水分補給を控えるなど、競技特性を踏まえた対策を行っている一方、約4割が「心理的に耐える」と回答しており、十分な対策が取れないまま競技を続けている実態もうかがえます。

相談先は家族が最多、医療関係者への相談は約1割

4割近くが家族に相談している。医療関係者へ相談しているのは1割程度だった(三井メディカルジャパン調べ)

「この悩みについて、誰かに相談したことはありますか」と質問したところ、「家族に相談した」が39%26人)で最も多く、次いで「同じ競技の選手に相談した」が27%18人)、「医療関係者に相談した」が12%8人)、「監督・コーチに相談した」が11%7人)、「相談したことがない」が11%7人)となりました。

家族や競技仲間へ相談する人が一定数いる一方で、医療関係者へ相談した人は約1割にとどまりました。尿もれや尿意の変化を抱えながらも、専門的な相談やケアにつながっていない選手が少なくないことがうかがえます。

7割が骨盤底筋を支えるショーツに関心、「動きやすさ」を最も重視

7割が骨盤底筋を下から支える、尿トラブルを軽減するショーツに興味がありと回答(三井メディカルジャパン調べ)

最後に、同じ66人に対して「骨盤底筋を下から支える、尿もれを軽減しながら『姿勢の安定』『投げ・身体安定』を助けるショーツがあれば、試してみたいですか」と質問したところ、「とても試してみたい」が17%11人)、「ちょっと試してみたい」が54%36人)となり、合わせて71%49人)が試してみたいと回答しました。一方、「必要ない」は21%14人)、「あまり試したくない」が8%5人)でした。

そのショーツに求める物1位は「動きやすさ」。(三井メディカルジャパン調べ)

続いて、「そのショーツに求める機能は何ですか」(複数回答)と質問したところ、「動きやすさ」が48%32人)で最も多く、次いで「目立たない(肌色など)」と「着用感が快適」がともに35%23人)、「投げ・受け身時の姿勢安定感」が32%21人)となりました。

競技中に着用するショーツには、尿もれへの配慮だけでなく、動きやすさや快適な着用感など、競技パフォーマンスを妨げない機能が求められていることが分かりました。競技特性に配慮した製品へのニーズがあることがうかがえます。

【医師監修】銀座リプロ外科 院長 永尾光一医師コメント

永尾光一医師 銀座リプロ外科 院長

これまでに三井メディカルジャパンでは、ゴルフ、マラソン、筋力トレーニングを行う女性を対象に、競技中の尿もれに関する調査を実施しております。ゴルフではスイング時、マラソンでは着地の衝撃、筋力トレーニングでは高重量を持ち上げる際に腹圧が高まります。今回調査した格闘技では、相手との組み合いや投げ技、受け身など、相手との攻防によって瞬間的に強い腹圧がかかることが特徴です。

競技によって身体への負荷のかかり方は異なりますが、骨盤底筋に繰り返し負担がかかるという点は共通しています。尿

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  • 出典:PR TIMES
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